放牧豚は生き生きしてる
昔、夫の実家で豚の繁殖をしていたのでたまに手伝ったことがある。豚小屋の中でエサを待つ豚たちの声や鉄柵を噛む音などで「豚って恐そう・・・!」とイメージがあったけど、今日行ったガイヤ農場の豚たちを見るとそんな思いは吹き飛んだ。まずはパンダ豚、斑紋がおもしろいので一般客から見やすいところで別に飼っている。盛んに土を掘り起こし、好物のミミズを探しているらしい。放牧場はいくつにも区切られ月齢毎に10頭足らずのぶーちゃんがいる。1グループ毎の兄弟が多いそうだ。遠くで寝ているが、人が来たのを見るとおっ、集団で走ると危ないよ。何かくれるかと期待してたらまずいなあ。ここの豚には表情があります。人間が大好き!と言って感じでよってきます。普通に舎飼いするより少し長めの飼育で味わいのある肉になります。換気の良い外で飼っているし、走り回り土を掘り起こす仲間と遊ぶ。元気です。エサにも気を遣っていて道産の穀物や自家産野菜屑なども与えられ、抗生物質を使わない飼育は安心です。こんなふうに育った肉が美味しくないわけはない。精肉もウインナーも味がしっかりとして甘みが感じられます。ここにも幸せな美味しい豚がいましたね。