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2008年02月24日
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テーマ:ニュース(99693)
カテゴリ:格差社会
1933年2月20日は小林多喜二が拷問死した日だという。
あれから75年。
悲惨なプロレタリアの実態を描いた蟹工船の時代から我々はどのくらい進歩したのだろうか。
規制緩和の名の下での格差拡大…。
労働市場の自由化は折口のような小才ある者にのしあがるチャンスを与えた反面、多くの人々をプロレタリア文学が描いたような悲惨な境遇においやっただけではないか。
小説「OUT」の冒頭の弁当工場の実態などは、平成のプロレタリア文学という感があるし、当人がどこでどのように働くかわからないという二重派遣や労災隠しとなると、もうこれは小林多喜二の世界とはまた違った悲惨さがある。

思えばプロレタリア文学が人気を博した時代、海の向こうには労働者の祖国「ソ連」という国があった。
そして蟹工船の労働者が目覚めるきっかけとなったのも、そんなソ連の漁船員を通じてだったかと記憶する。
社会主義の理想は多くの労働者に希望を与えたし、支配者階層には脅威も与えた。
そうした中で、福祉政策、労働政策も徐々にすすめられ、労働者階級の惨状というのは過去の実態となっていったのではないか。
そう考えると、社会主義体制の崩壊と格差拡大というのは無関係ではない。

企業は団塊世代の大量退職にもかかわらず、新卒採用には抑制的だという。
個々の企業の利益を考えれば、手間をかけて育成し、解雇もままならない正社員よりも、派遣などを利用した方が合理的だろう。
しかし、これからの社会を考えたとき、派遣やフリーターのような大量の貧困予備軍をかかえる社会というのはどうなのだろうか。
社会が安定して幸福な人が多いほど、その中に存在する企業もまた栄えていくのだと思うのだが。





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最終更新日  2008年02月24日 13時21分28秒
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