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2011年10月03日
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テーマ:ニュース(99693)
カテゴリ:格差社会
ウォール街で起きたデモは全米に拡大をはじめ、当初無視をきめこんでいたマスコミもようやく報道をはじめたようだ。
アラブの春の民衆デモが、英国の「暴動」へとつながり、そして今回の米国のデモへとつながっていく。日本からみれば全くの異文化でしかない中東世界も欧米の感覚ではずっと身近なのかもしれない。米国の指導者達は、つい最近の英国の「暴動」の映像が目の前にちらつき、気が気ではないのではないか。デモが暴動に発展したらそれこそ悪夢であろうから…。
こうした米国の動きに対する日本のマスコミの扱いはひかえめだ。デモで何百人拘束といったように見出しだけをみると単に百人単位の規模であるかのように誤解させるような表現も目立つ。実態は7万人ほどの参加者があり、若者以外の者も多いという。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22

資本主義は究極まで発展すると少数の資本家と多くのプロレタリアの階級対立が先鋭化し、やがては革命によって次のステップに移行する。
100年以上前にマルクスはこう語っているが、その大筋は正しかったのではないか。
ロシア革命や中国共産主義革命、東欧や北朝鮮での社会主義政権樹立。
あんなものはおそらく「社会主義」や「共産主義」とは無縁である。
旧政権を倒した勢力が自らを権威づける手段として社会主義思想を疑似宗教的に使っただけで、その結果できたものは党官僚が特権を享受する格差社会であり、しかもその地位は往々にして世襲もされるので、どちらかといえば中世社会に近い。
今の北朝鮮がよい例だろう。
しかも「社会主義」圏のほとんどは途上国やそれに近い国であったため、西側からの技術移転がとだえればしだいに立ち遅れていった。冷戦の勝敗は社会主義と資本主義の優劣と言った問題ではなかったのではないか。

もちろんマルクスは19世紀のひとであれがそのまま今に通じるとも思えない。
親が地主や工場主なら資本家階級で労働力以外に売るものがないなら労働者階級という分析もいかにも古い。
完全平等の千年王国たる共産主義社会も、不平等に生まれつき不平等を願う人間の性からすれば見果てぬ夢であろう。
しかし、資本主義の発展が途方もない格差と貧困を生み、しかもその貧困層の数がますます増え、その状態はますます悲惨になっていくというあたりは当たっているとしか言いようがない。
資本主義は機会の平等は保障できるが結果の平等は保障しない。優秀な人材の発掘は企業にとってもプラスなのだから。その結果社会は自らの能力、努力、運で富を手にできる者とそうでない者とに二極分解していき、当然ながら圧倒的多数は後者である。
そうした貧困層はやがては社会に対して異議申し立てをしはじめ、革命という形をとらなくとも社会は崩壊し、国家は衰退していく。いうなれば一等船客もまきぞえにしながらの船の沈没である。

唯物論者のマルクスはもちろん霊などは信じないだろう。
でも、きたるべき社会主義革命を確信し、資本主義の先端国家である英国に移住し、そこで不況がおこるたびに友人エンゲルスと祝杯をあげていたというマルクス。
今度の英国暴動ももしマルクスがみていたらどう思っただろうか。
やはり自分の理論は大筋では正しかったとうなずいているような気がする。
資本主義の発展はやがては多くの人から希望も人間としての誇りもうばっていく。
むきだしの資本主義のままだといつかはゆきづまり、国家や社会は自壊していく。





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最終更新日  2011年10月03日 06時06分43秒
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