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この時期、著名な観光地に行くとどこに行っても混むので、近いところをドライブした。
最初に行ったのは川崎生田緑地。 ここは広大な敷地に民家園や藤子F不二夫ミュージアムなどの見どころがある。その中で行ったのはかわさき宙と緑の科学館。動植物や地層などの展示も充実しているのだが、大人400円のプラネタリウムが目当てだ。実はずっと昔にここのプラネタリウムが好きで何度あか来たことがある。当時の入場料は物価水準を考えてもずっと安かったのだが、受益者負担の原則でかなり上がった。それにこんな科学館もなかったのだが、それでも、いまだにプラネタリウムがあったことがうれしい。 解説員による生の解説で、夏の星座の紹介などをやってくれる。 最期に太陽(プラネタリウムの)が昇り、解説員が「おはようございます。寝ている人も起きてください」と言った語調になにかふてくされたような雰囲気があったのがおかしい。プラネタリウムには子供向けの回と大人向けの回とがあり、子供は純真に解説を聞くのだろうけど、大人はわかりきった星座の話などよりも、プラネタリウムを癒し空間のようにとらえる人が多いのかもしれない。 それでも、このプラネタリウム解説員という仕事、希望者が非常に多く、欠員がでて募集をかけると大変な数の応募があるという。 ※ 生田緑地の後は八王子から五日市に向かった。 五日市の町中には赤い印象的な花をつけた並木道があったが、調べてみると、それは百日紅という木であった。百日紅という名は聞いていたが、実物で確かめたのは初めてである。春の桜や秋の紅葉だけでなく、夏にもこんな花の並木があるのがうれしい。そして…別に目指したわけではないのだが、幼女四人連続誘拐殺人犯の家があったという場所を通った。土地の名士の家だったというが、家屋はすでにとりこわされ、空き地は駐車場になっている。なにか行事があるらしく、紅白の幕がかけられた前に椅子がならべられていたのだが、そこがどんな場所かを思うと紅白の幕には違和感がある。時の流れとともに、忌まわしい記憶も風化していったということなのだろう。 そして最後は奥多摩の花火大会を見た。 高い山の上から打ち上げる花火で、あいにく雲がかかってその向こうに花火が見えるということもあったが、こうした雲を通した花火というのも幻想的で高い山ならではの光景である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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