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北海道旅行の最後の日は知床半島遊覧船に乗った後、能取岬からサンゴ草湿原へと向かった。
知床半島は急峻な崖が海につきだしているような地形で、人を寄せ付けないこの地形のせいか手つかずの自然な残っている。この地形は能取岬も同様であり、草地を行くといきなりの断崖になっている。たしかに注意書はあるのだが、簡単な柵があるだけで、柵の向こうも一見草地が続いているように見えるので、よく事故が起きないものだと思うくらいである。 気軽に散策して、ふりかえってみると、柵の向こうの草地がいきなりの崖になっている様子がみえ、写真を撮ったり、子供が追いかけっこでもして、柵を乗り越えでもしたらと思うとぞっとする。せめてあの牧歌的な柵はもっと高くした方がよいように思うのだが…。それに「危険」の標識も、もっと目立たせ、英語などの外国語表記をすることも必要なのではないか。 ※ 能取岬の後は能取湖湖畔のサンゴ草湿原に向かう。 サンゴ草は厚岸草ともよばれ、秋にレンガ色の花が咲き、それが一面に広がっている様子は見事である。このサンゴ草群生地の一角には花崗岩でできた見事な歌碑がある。旅先の北国で出会ったはかない恋をサンゴ草にかけて歌にしたものなのだが、歌詞だけみると昭和臭あふれる平凡な旅情ソングでさほど流行ったという記憶もない。…なんかこんな立派な歌碑と不似合いな、とつい思ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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