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韓国ドラマ「ダリとカムジャタン」を見ている。 上品な名家の女性と俗な成金の家の男性というカップルは「家門の栄光」に似ているが、「家門の栄光」は女性の方がパーフェクトだったのに対し、こちらのヒロインはめちゃめちゃ頭脳明晰なのに世間知らずで食事には関心がなく、また、男性の方もアホじゃないのだが無教養という取り合わせが面白い。ゴミのオブジェを単なるゴミと思って棄ててしまうところなど、一般人が現代美術について思っていることのあるあるネタだろう。基本はラブコメ+サスペンスなのだが、そのコメディが笑いのツボにはまっていて普段ラブコメに興味のない人でも笑える。気になるのに嫌いなふりをする男性とほんわかした女性のとりあわせがよい。 そして、女性主人公が館長をやっている美術館は非常におしゃれな雰囲気で、芸術を解するかどうかに関係なく、都会にこうした空間があってもいいではないかと思わせる。一方、主人公の働いているのはカムジャタンのチェーンでこちらは庶民の典型的な食べ物だ。美術館とカムジャタンの取り合わせのように主人公の男女のちょっとかみ合わないけど互いに気になるという関係に目が離せない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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