味くんの家族再生支援日記

先日某テレビ番組ででっちあげDVについての報道がありました。メインキャスターと何人かのコメンテーターが当事者の語りをもとに、あれこれ言いたい放題。

はじめに「内閣府の調査では女性の1/3がDV被害を受けている」というテロップです。ここから既にバイアスがかっています。「女性の1/3が、男性の1/5がDVの被害を受けています。」というのがあるべき客観的な報道です。けれど番組では加害者男性被害者女性と言うバイアスに基づいて話しを進めようとしています。次に、それをひっくり返してこんなひどい女がいて、弁護士がそれを手助けしている、という文脈で視聴者の興味をあおります。ほんとは加害被害は男女の問題ではないし、善悪の問題ではありません。

また弁護士は裁判は証拠に基づいて判断されるとコメントするけれど、日本のDV法は証拠に基づかないで立件される申告罪扱いだということは誰も説明しません。欧米と違って日本のDV法は民事扱いなので、申告しなければ立件されないし、申告の際に事実に基づいた証拠が無くても申告できます。

欧米では刑事扱いなので、通報を受けて駆けつけた警察が現場で集めたその証拠に基づいて司法が判断してDVが立件されます。でっち上げDVが横行する最大の原因は、この法律の矛盾にあるのにその事を言わずに、悪者がいてひどい事をしているという文脈にし、視聴者の正義感やら好奇心をあおります。

法律が不完全で中途半端、司法判断はバイアスまみれでいい加減、裁判所となれ合いの弁護士、こここそでっち上げDV問題の本質だけれど、テレビは政治家や法曹界、行政　財界、などの権力や経済力のある所は決して批判しません。そりゃそうです、そんな事したら自分たちの首を絞めるだけだから当然でしょう。

けれど、メディアを信じて疑わない視聴者はこんな薄っぺらい根拠も無い報道で真実に対する理解を失い、歪んだ認識でDVを理解してしまいます。こんなんだからいつまでたってもDVはへらないはずですよねえ。みなさん、アホな報道に惑わされないでくださいね。

そうそう、私は今日は断食二日目、ちっとやそっとじゃお腹の脂肪は落ちないですぅー（笑）でもがんばってますよー・・ああ腹減ったー




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