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昨日は関東方面の男性からの問い合わせ・・・関東方面で男性の利用出来るシェルターはないのか・・とのこと。その方は妻の暴力に耐えかねて警察や弁護士に相談するけれど、男性が逃げ込めるシェルターは無いとの事で、こちらに問い合わせされたようです。残念ながら、当方は京都の事務所にしかシェルターはありません、と答えました。
それにしても、救われないのは男性被害者も救われませんが、女性の加害者に対するケアが無いのもほんとに問題です。男性に対しては加害者にも被害者にも支援は存在しませんが、女性に対しては被害者性にしか支援がむけられません。本当は、性別で加害・被害を決めつけるのはおかしな話しだし、加害被害の関係は複雑で裏表です。加害被害で当事者を分けるべきではありません。 そんなこんなで、私の所では性別・加害被害別で支援の有無を決めることはありません。どんな当事者に対してもできる限り支援をして行くのが基本です。 という訳で、今は加害男性がシェルター利用中。とは言ってもこの男性、現家族では加害者になりますが、生育の源家族では親のコントロールを受けた被害者性も内包しています。その被害者性が防衛的な動機となって、加害行為に転化するという構造にあります。 こういった、無意識ベルでの心理ケアも含めた支援が加害者の脱暴力や被害者の回復には不可欠なんだけれど・・・こんな複合的な支援つてどこにも無いよねえ。 最近ちらほら行政も手がけてる男性相談もDV当事者に対する支援は踏み込んでないし、シェルターやグループワーク、カウンセリングなどの受け皿もほとんどなくて、支援の無い男性は野放しにされて危険な状況になるか、司法での無意味な闘争に入って、ただ家族が傷付き破壊されて行くと言う事に成り果てていまます。 ちなみに私の所でのシェルター利用について、長期利用は最長十ヶ月の男性がいて、約半年の男性が二人。同じく約半年の母娘と、長期利用の方も少なくありません。ひと月くらいの方はもっと沢山おられます。その利用期間中、グループワークに参加したり、カウンセリングを受けたり、グルメナイトに参加したり・・・もちろん、通信や外出、など本人の自由だし、こちらが管理する事はありません。 シェルターといえど、自己決定、自己責任の概念は大切にしてもらいます。こちらに依存させたり、自己決定能力を奪うような事はしたくありません。もちろんそれで安全が損なわれた事はありません。加害者支援のプロとしては、安全の確保はどこよりも篤くしています。 昨日もシェルター利用の男性とそのパートナーとのカップルカウンセリングを行いましたが、悪者探しではなくて、それぞれが自分の問題と向き合い、相互の関係を再構築して行く息の長い作業の始まりです。 世間では悪者探し、と分離、加害者の処罰、という概念でDV支援が組まれていますから、本質的な問題解決になるはずもありません。なのに、そんな支援に多額の予算が組まれ、多くの当事者が傷付き、家族が壊れているという現実・・・胸痛みます。 とはいえ嘆いてばかりでもやってられません。私なりに生活も楽しみたいし、利用者に対しても生活の楽しみを伝えたいもの・・・という訳です・・・ 先日いつもの安物スーパーで訳ありなすびが十本で百円で売ってたので、迷わず三袋、三十本を買っちゃいました。すぐにカットして塩漬けにして、昨日はその塩漬けなすびでナスの芥子漬けを作りました。・・てづくり芥子漬け・・・うまいですぅー。一キロほどの芥子漬けになったけれど、材料費はほんとタダみたいなもの。自分で作れるってほんと便利ですねえ。 それに先日は取り外し型の取っ手のついた小鍋とフライパンがセットで定価の半額二千円で売られてたので、これも衝動買いしました。安物でもいいものは買いたいですからねえ。 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
男性用シェルターを利用したいのですが、どちらに問い合わせればよろしいでしょうか?
(2017/08/07 05:41:12 AM)
僕もご利用させていただきたいと思うのですがどちらにご連絡すればよいですか?
(2018/01/18 09:34:26 PM)
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