カテゴリ:行政、どうやねん
全国で小児科と産婦人科の医師が不足しているという。
実際に、医師不足で命を落とした方もいらっしゃるのだから切実なことだ。 ところで、「医師免許」というのは「歯科医」以外は同じ免許。外科医だろうと眼科医だろうと、同じ医師免許で小児科や産婦人科の診察・治療はできないのか?という疑問。 私の頃、情けないことに自分も含め「農学部受験者の最高得点」が「医学部合格最低点」より低かったことがある。それだけ頭のいい人たちが、難関の国家試験をパスしたんだから、そのくらいのことはできるんじゃないか? ブラックジャックは何でもこなすぞ。 ブラックジャックは架空の医師だが、現実の獣医は、内臓疾患も怪我も皮膚病も一人で全科こなしている。子ども以上に動物は言うことを聞かんし、どこが痛いかも教えてくれない。おまけに、犬ネコにとどまらず、インコやら亀やらまで連れてくる。 農学部より「優秀」な医学部さんが(ひがみ根性丸出しで言うが)「人間だけ」を相手にそこまでの融通がきかないんなら、いっそ、医師免許を「外科医師免許」「産婦人科医師免許」「小児科医師免許」などに分けて、本当に産婦人科医や小児科医をめざす学生を別々に募集してはどうだろうか。(農学部には、農業土木も農芸化学も獣医も経済も園芸も水産も、別々に学科がある。教育大学でも小学校と中学校と別に募集がある。教員免許は小中高で別。中高は理科だ社会科だと免許があるが、現場で専門外の授業をしてる教員もいる) まさか、「小児科養成系」が定員割れはしないと思うが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月29日 19時08分14秒
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