カテゴリ:伊○家のトリビア・・・
季節からいえば、地方選挙で出すべきだったねた。
選挙カーで『お願いしまーす!』と叫ぶ女性が、よく「ウグイス嬢」と呼ばれる。 かつて、大阪府知事の某候補者は、ウグイス嬢へのセクハラで有罪判決を受けたことがある。 しかし、なぜ「ウグイス嬢」なのか? 素朴な疑問。 昔のように、選挙に出るのがオッサンだけなら、隣にお嬢さんがいれば目立つというのは、まあわかる。 いまどき、女性候補者も多いなら、「ピンキーとキラーズ」状態も悪くない? ここで、理系ねた(1)生物系 そもそも、ウグイスが『ホーホケキョ』と鳴くのは、求愛期のオスだけである。 (ウグイスのお嬢さんはチッチッとしか鳴かない。) さらに理系ねた(2)物理系 では高い声と低い声と、どっちがよく聞こえるか。 光の場合、波長の長い(周波数が少ない)赤外線のほうが、空気中の障害物の影響をうけずに届きやすい。気象衛星の画像はすべて赤外線撮影されている。 音の場合も、騒音公害で「低周波騒音」というのは、音源からとんでもなく遠いところでも発生している。 高い音イコール周波数(振動数)の多い音であり、単純に物理学的にいえば、「低い音」のほうが遠くまで聞こえることになる。 ただし、じっさいの選挙では、反響音の影響や、雑音との兼ね合いなど、他の条件にも左右される。 しかし、おばちゃん達の票を狙うなら、男声(それもバリトン、バス)で「ウグイスボーイ」もいいのでは? 「雑音」自体がおばちゃん達のおしゃべりだったりするし…。 (で、ポスターの名前はスミレ色で。) ちなみに、年をとると、鼓膜の動きも悪くなって、振動数の少ない、低い声のほうが聞こえやすくなるとか。(姑さんが、ふだんは耳が遠いくせに、嫁さんが声をひそめて悪口言うのはきっちり聞こえる、というのはそういうことだ、と、某医学部OBの話だが、本当だろうか?) ※おことわり:関西人の間では「オバチャン」は決して蔑称ではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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