カテゴリ:これでいいの? 教育の行方
ことしも高校野球選手権大会めざし、地方大会が進んでいる。
一昨年、京都大会で、「落雷の危険がある」というので、 金属バットを木製バットに替えて続行したことがある。 (記憶が正しければ、「日吉ヶ丘 対 西京」の京都市立どうしの対戦。記事を探したが見つからず) 高野連の特別規則より。↓ その他の注意 a 鉄棒、バットにはめるリングなどをベンチに持ち込むことを禁止する。 b 雷発生時または発生の恐れがあるときは、金属製バットを使用しないこと。 c 金属製バットの表面にへこみ、ヒビ割れや、グリップのゴムや皮にゆるみ、破れがないか注意すること。 金属が通電性がいいのは確かだが、 「落雷の危険」という意味で考えたら、金属バットであろうが、木製バットであろうが、 雷の電圧の前では、人間自体が水分を6割以上含んだ通電体。バットを変えたぐらいで危険を回避することはできない。 実際に、試合中に落雷の事故があるが、金属バットを持ってない生徒が感電している。 落雷の危険があるなら、試合を中断してベンチに引き上げるのが、主催者の責任だと思う。 よく山で雷にあったら、「金属類を外せ」といって、腕時計やズボンのベルト、指輪、ネックレスや、はては入れ歯の金具やブラのホックまで…を外す人がいるが、これは迷信。 そんなことより、「とりあえず、体を低く保て」というのが、正しいアドバイス。 高野連も、教育団体の端くれだというならば、科学的知識をもって、高校生の安全をはかって欲しい。(え? 教育団体でなくて、商業団体でした…?) ★ことしの東京大会でも、雷雨の中で「木のバット」で試合を続行し、試合を成立させて「コールド」にする運営があった。前日には途中から木製に持ち替えて最後までやってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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