カテゴリ:ほっと一息
ABC朝日放送・『コールセンターの恋人』
日頃、この手の番組は見ないのだけれど、たまたま、目に入った。 まさか、名取裕子が、「南極でもアイスを売る」と豪語する カリスマ通販キャラとは! (京都で殺人事件の謎を解いてるイメージが強すぎる) 第2話では、 「わけありタラコ」の超人気で、完売品切れになってるのに、 「お客の求め」だと販売を続ける通販商社。 そもそもは、「アイスの気に入らん」という理由で、 「携帯圏外」のド田舎の「コールセンター」に飛ばされた、 小泉孝太郎。 クレーム処理のなかで、コールセンターが見つけた真実は、 「水産会社のおばちゃんがていねいに作業したんでは、『訳あり』商品にならんから、 おばちゃんを休ませて、アルバイトの雑な作業で意図的に作られる」 わけつくりタラコ。 (こういう番組に、「じゃ●ねっと」や「日本●化センター」がスポンサーにはつかない) 通販業界だけでなく、 日本中が「経験」を軽視して、「使い捨て労働」に生産を依存してる。 訳あり国になっちゃうぞ、そのうち。 つい思ってしまった。 通販業界に逃げられたら、TV局も困るから、 ちゃんとフォローをして、名取裕子をタダの「意地悪上司」にしておかない、 というのも、舞台は関東だが、発想は関西人かな。 井上ひさし作『さそりたち』に出てくるセールスマンは、 「松下幸之助にTV」「アラブの王様に石油」「トンガの王様にらくだの股引」・・ とんでもないセールスをすることに生きがいをかける連中だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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