日本史炸裂！！！

２００８年前半の史跡巡りの中心は関東の城が中心でした。


関東の城といえばやはり、関東に強い勢力を持っていた北条の歴史とかなり関連してきます。


このお盆休みに小田原城を訪れたわけですが、まさに今年前半を締めくくるにふさわしい史跡巡りとなりました。


☆☆☆


小田原城といえば、北条の本拠地です。


しかし関東を虎視眈々と狙っていた秀吉にとって


北条は邪魔者でしかありません。


名胡桃事件をきっかけにして、秀吉が北条に襲いかかります。


関東では最強であった北条ですが


秀吉だけはどうにもなりません。


ケタ違いの敵です。


ナッパとベジータが地球に降り立った時のようなものです。


関東に広がる北条の城が次々と落城します。


鉢形城も落城。


八王子城なんて壊滅状態までボコられました。


自分の地元にある小泉城もそうです。


秀吉の命を受けた浅野長政に攻められました。


その一貫として石田の忍城攻めもあります。


まさに電光石火の攻めでした。


最後に秀吉軍は小田原城に攻めてきます。


小田原のすぐ隣の山中城もあっという間に陥落。


ナッパに挑むチャオズのようなものでした。


結局小田原城もどうにもなりません。


秀吉軍に降伏せざるを得ません。


その結果、北条早雲から続く後北条の流れもここでＳＴＯＰです。


４代目氏政は、八王子城の城主でもあった弟の氏照と共に切腹。


５代目氏直は左遷されてしまいます。


２００６年の早稲田法学部は小田原を攻められたときに切腹した人物の父の名前を書けという問題を出してましたが朝飯前ですね。


まぁ朝飯は食いましたけど(^_^;)


関東の歴史は北条の歴史と言っていいくらいに北条とは切っても切り離せません。


今年の前半戦あちこちの史跡を巡るうちにもういちど小田原城に行きたくなってしまいました。


小田原城天守閣の周りもできればフラフラしたかったのですが今回は電車の旅だったので行動範囲が限られてしまいました。


また今度訪れたいと思います。