読書ノート 私の嫌いな10人
・常に感謝の気持ちを忘れない人・みんなの喜ぶ顔が見たい人・いつも前向きに生きている人・自分の仕事に「誇り」をもっている人・「けじめ」を大切にする人・喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人・物事をはっきりと言わない人・「おれ、バカだから」と言う人・「わが人生に悔いはない」と思っている人 以上が、著者中島義道の嫌いな10の人々であるが、これらの人々は中島本人が「あとがき」で書いているように、自分固有の感受性を持って、自分固有の思考で、物事をよく感じない人、よく考えない人ということである。ということであるから、彼の主張は、なんら変でもなければ、異端でもないはずである。 中島の講義・講演を聞いて精神障害を起こした女学生とか、まったく好きになれないとか、反意を持って抗議の意思を表明してくる輩が多いそうだが、本人はまったく動じない。 逆に「解説」で麻木久仁子が端的に書いているように、他者の目やら「日本の常識」といわれているものに異常なまでにとらわれないと、何てすがすがしく、楽な気持ちになれるのだろうということである。 既成の価値観をかなぐり捨てたい人に「超」お薦めの絶好調本である。 ところでついでだが、自身の嫁さんをも「愛していない」と豪語するほどの女性嫌いの中島も曽野綾子女史はお気に入りらしい。なるほど。 ―――― 私の感想 ――――私は,以前、このテーマで,記事を書いた記憶があるのだがその記事が見当たらないので新に書き下ろす(というほどのことか?)私も,上記の10人は,キライであるただ、条件がある「いつも,こうである人」は、好きに成れない「たまに」なら、許す(笑)----■ 常に感謝の気持ちを忘れない人― ― ― ― ― ― ― ― ― 「常に」というのは「いつも」なんだな(笑)コノ~!(笑)たまには、他人に感謝も良いがいつも、は、いかん(笑)宗教家じゃ有るまいし,偽善はダメ自分を褒めてやることも大切だ(笑)傲慢になる事も,時には、大切それに、そもそも、他人も,なにも、私によかれと思ってなにかをしてくれたわけでは無い(笑)たまたま、その人の,利己的な行為が、結果的に,私に利益をもたらすことになる場合が多い社会なんて,複雑系の入り組んだクロスした関係なんでいつも感謝なんて、意味が無い(笑)■ みんなの喜ぶ顔が見たい人― ― ― ― ― ― ― ―自分が喜ぶことがあれば、うれしいがそれほど、他人が喜ぶケースを見たいとも思わない私にも、多少の嫉妬心は,立派にあるのだ(笑)自分が易々と幸福になれないのなら次善の策で(笑)相対性原理で(笑)ちがうかシーソーみたいなもので相対的に他人が不幸になったら自分が、そこそこ、幸せだと感じる(笑)この方が,努力無しで行ける(笑)「他人の不幸は、鴨の味」これは、人生、不変の真理だ■ いつも前向きに生きている人 ― ― ― ― ― ― ― ―私は、こう言う、不屈前向き人間と早朝に公園でラジオ体操をしているような人が大嫌いである(笑)ただでさえ眠いのに、あの馬鹿げたラジオ体操を嬉々としてやるという神経がわからない(笑)もっと憎いのは,テレビでラジオ体操?を指導するオッサンだただし、バックのタイツの女性達は,憎んではいない昔のテレビ体操と比較すると女性の脚が長くなり,スタイルがよくなった昔は,ひどかった(オイオイ)とにかく、こういう健康な人は嫌いだ(笑)人間、頭がよければ,いろいろ考えすぎてクヨクヨ、後ろ向きの反省が当たり前なのだ(コレコレ)頭が悪いから,前向きになど、なれるのだ(コレコレ)■ 自分の仕事に「誇り」をもっている人― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 私は、中東プラントビジネスでかなり多くの契約を獲得したがなにも、誇りを持って仕事をしたわけではないただ、中東が冒険心を刺激したし、未知の地は,面白かったもともと山岳部に所属したような人間だから退屈な本社での事務などから離れてアラビアのロレンスみたいになりたかっただけだまあ、遊びだったのだ(笑)遊びで仕事をやっていた人間も,珍しいかも知れない(笑)(すまん!)誇りを持って仕事をするなんて京都の伝統工芸の職人じゃ有るまいし気取った真似は、やめてほしいわ(笑)■ 「けじめ」を大切にする人― ― ― ― ― ― ― ―このケジメって、とらえどころが無いので辞書を大辞林 第三版の解説 【けじめ】1 あるものと他のものとの相違。区別。差別。 「善悪の-」2 道徳や社会的規範に従って言動に表す区別。言動における節度。 「公私の-」 「師弟の-」3 次第に移り変わってゆく物事の,前とあとのちがい。 「うちつぎて,世の中のまつりごとなど,殊にかはる-もなかりけり/源氏 若菜下」4 隔て。しきり。 「こなたかなた御几帳ばかりを-にて/源氏 若菜下」[句]私は、海外出張などにおいては、ケジメ無く(笑)自由に動いていた私が契約を取ってくるから上司もなにも言わなかった私、ケジメは、嫌いらしい(笑)■ 喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― こう言う人間は,本当に憎い(笑)あるとき、なんでもない女性(笑)のなんでもない発言を巡って私とある友人が、たまたま、口げんかになったすると、その女性が「ケンカはやめて!私のことでケンカするなんて,私、困るわ!」と、ぬかすのだ(笑)なにを勘違いするのだ!私達は,確かに言い争いをしたがその女性を争ったのではないその女性と,今度は,ケンカをしたくなったそれでなくてもケンカには,立派に理由があるやむにやまれぬ理由があってつかみ合いをするのだ(笑)しない場合もある(笑)その深い理由も知らずしてむやみにケンカを止めるな!よく、ケンカを仲裁しようとして殺されたと言う事件が起こるが殺されて当然だと思う(オイオイ)■ 物事をはっきりと言わない人― ― ― ― ― ― ― ― 私の父親がそうなのだがそういう県民性で悪名高い石川県の人間なのでこれは、たちが悪いこう言う人間もケンカを止める人間と同じで殺されても、しかたがないと思う(オイオイ)■ 「おれ、バカだから」と言う人― ― ― ― ― ― ― ―こう言う人間も嫌いだと言うのもこういう人間は本当に馬鹿だからだ(オイオイ)■ 「わが人生に悔いはない」と思っている人― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― あの俗な有名曲 「マイ・ウェイ」あの歌詞が、こういう事をほざいているのだ深刻そうな曲になっているが歌詞の内容は,お粗末私が、以前、このブログで,あの歌詞をケチョンケチョンに貶したらときどきではあるが怒り心頭に発したあの歌詞のファン?が、激怒のコメントを入れてくるなにを,そう怒るのか?他人の歌詞で,そうも怒るか?お前は,作詞家か?(笑)歌詞のファン、なんてあるのか?(笑)おかしいんじゃない?では、もう一度、貶してやろう「薄っぺらい,自己満足そのものの歌詞だ」こう、言い切る我が言葉に悔いはない(笑)