「ボーン・アイデンティティー」(The Bourne Identity)
2002年のアメリカ映画。
記憶を失った男ジェイソン・ボーンを巡るサスペンス・アクション映画。
原作はロバート・ラドラムのベストセラーのスパイスリラー小説『暗殺者』(The Bourne Identity)。
ボーンシリーズの第一作目で、続編は『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』
あらすじ:
銃で撃たれて負傷した男がマルセイユ沖で漁船に救助された。男は記憶を失っており、手がかりは皮膚の下に埋め込まれていたスイス・チューリッヒの銀行口座を示すマイクロカプセルのみ。
男はスイスへ向かう。
CIAの『トレッド・ストーン(踏み石)計画』による工作員が某国の政治家ウォンボシ暗殺に失敗し連絡が途絶えた。ウォンボシがマスコミにCIAの暴露本を発表すると発言したことで、CIAは証拠隠滅に動きだした。
記憶喪失の男はスイスへ到着したが、職務質問をしてきた警官二人が、警棒を突きつけた事で反射的に彼らを叩きのめしてしまい、そのまま逃走する。 その後、マイクロカプセルが示した銀行の貸し金庫を引き出すが、その中身は、パリ在住の「ジェイソン・ボーン」という名前が記されたアメリカ合衆国パスポートをはじめとして彼の写真が貼り付けられた多数の偽造パスポート、複数の通貨からなる大量の札束、そして拳銃だった。ボーンは自分の正体を確かめる為に、まずパスポートに記載されていた自分の住所であるフランスのパリへ向かおうとするが、警官を叩きのめした事で手配されており、警官に追跡される。 辛うじて領事館に逃げ込んだが、現地警察に追われていた彼を、改めて確保しようとした領事館員と争いになり、また叩きのめしてしまう。 領事館詰めの海軍兵の追跡をかわし、どうにか領事館から逃げ出した彼は、たまたま居合わせたマリーに金を払い、彼女の車に乗って自分が住んでいたアパートのあるパリに向かう。
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マット・デイモン(Matt Damon)には「リプリー」(The Talented Mr. Ripley)のような繊細なイメージが強かったのでアクションスターとして再デビューしたように感じました。
クライヴ・オーウェン(Clive Owen)が寡黙な殺し屋役でハリウッド作品に初出演している。
当時は、特別な印象をもたなかったけど。