テーマ:プロ野球全般。(13234)
カテゴリ:プロ野球
今日行われたホークスvsロッテ。
ホークス先発の新垣渚(沖縄水産高-九州共立大)、 そしてロッテの先発は久保康友(関西大一高-松下電器)、 軍配は久保に上がった。 この2人、言うまでもなく1980年生まれの「松坂世代」の代表的な投手。 98年のセンバツと夏の甲子園には揃って出場している。 直接の対決はなかったが、その年の「高校JAPAN」では チームメイトになっている。 他の主なメンバーは、 松坂大輔(横浜高、現・レッドソックス)、杉内俊哉(鹿児島実- 三菱重工長崎、現・ホークス)、寺本四郎(明徳義塾高、現・ロッテ)、 村田修一(東福岡高、現・日本大)、そして日本テレビの上重聡アナ (PL学園高-立教大)がいた。 新垣渚。 先日亡くなった高校時代の恩師・栽弘義監督のためにも、たぶん 今日は勝ちたかったろう。 そして、98年のセンバツ決勝で松坂と投げ合い、結果敗れた久保康友。 その久保について以前から疑問があった。それは関大一高なのに、 なぜ関西大ではなく松下電器に進んだのだろう? ということ。 書籍『松坂世代』(矢崎良一著、河出書房新社刊)によると、 もともと久保、当然関西大に進むものと自分自身では考えていた。 ただ、関西大関係者から 「ウチに来たらな、オマエ好きなとこ守らせたるし、好きな打順打って いいから」と言われた。 久保、その話を聞いて驚いた。 一選手のそんな要望を聞くチームがあるのか、と。 ひょっとして、その言葉は冗談だったのか、そこまでしても久保に来て ほしいという単なる意欲の表れだったのか、その関係者の真意はわから ない。が、生真面目な久保にとって、その言葉は関西大を敬遠する十分 な理由になった。 のんびりした環境で野球をやってきた自分にとって、「自分なりのスタ イル」でプレーができる大学がいいと考え、慶應義塾大学のA・O入試 に挑戦した。 久保以外にも、PL学園高でクリーンアップ打った大西宏明(近鉄- 現・オリックス)、盈進高の江草仁貴(現・阪神)や鎌倉学園高の 長田秀一郎(現・西武)らが受験をしたが、揃って失敗する。 時は高校3年の11月、仕切り直しをしたくても進路の選択肢は限られて くる。大西は近畿大、江草は専修大に、それぞれ進路を変更。長田だけが 一月の2次募集に挑み合格を得た。 そして久保。大学進学ではなく、熱心に声をかけてくれた松下電器に入社 することを決めた。 いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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