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Nishi-Y

Nishi-Y

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2007.10.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
初日は東京からの移動もあって現地入りできるのがお昼前で時間的にも中途半端になってしまうので、とりあえず雷魚からのスタートとなった。


約1ヵ月前の9月初旬に雷魚遠征を同じ場所でやっていたので、ウイードカバーの状態や雷魚のコンディションなども大体、自分の中では絞れてはいたのだけどこの1ヶ月という時間の中で急速に季節が進んでしまったことをこの初日に体感するのであった。

釣りを進めるごとに様々な変化に気付く。


まず体が感じる風が変わり、吹く風の向きも変わった。

陽射しも変わった。

田んぼの稲が刈られた。

赤トンボが飛んでいない。

カエルや虫の鳴き声が聞こえない。

といった感じで・・・・・。



カバーの主体となるヒシ藻は、所々が枯れ始めて茶色くなっているし、移動を繰り返して気になることは水位の低さであった。

九州01


1ヵ月前のような夏の陽射しがなく、長袖・長ズボンでの雷魚ゲーム。

ちょっと寂しさムードが写真から漂ってきますよね?
前回の雷魚遠征の時も最終日に近づくにつれ減水がキツくなっていって、前日好調だったのに次の日には水深20cm位になってて釣りにならなかったことを思い出す。


なんかテンションがいきなり下がっちゃいそうなんだけど、雷魚の反応はすこぶる良好なのであった。


対岸のアシにフロッグを引っ掛けるようにキャストしてポロンっと水面に落とすと同時に水を巻いて強烈なバイトが起こったり、ヒシ藻を高速引きでアピールさせるとウイードを盛り上げるようにして後ろに付いてくるといった雷魚釣りの経験がある人だったらわかると思うけど最高の状態なのである。



しかし、この反応とは裏腹に全くフッキングしないというよりは、全くフロッグが口の中に入っていないし後ろに付いてもバイトが無いといった、だだの反応だけで完全に雷魚の方が上手なのである。

同行のジョージも同じくこの現象に頭を抱えている感じで、お互いフロッグのサイズやカラーなどを試してみるがキャッチが出来ない状態が続いて時間だけが進んでしまっていたのだった。

高速引きには反応するが止めるとそのまま泳いで行ってしまったり、見失ってしまっている感じなので反応があったとしても、とにかく巻き続けてバイトさせる作戦をオレは考えていたのであった。


簡単そうだけど、巻き続けてバイトさせるにはそれだけの十分な距離を取らなくてはならないし、トレースコースもウイードの濃さの変化に合わせて取らなければ雷魚も反応しないので結構難しいのである。


その後の移動でやっと雷魚の密度の高い場所をジョージと発見するも、ここもまた例のごとく反応のみでフロッグを食べない状態である。


早速、高速巻きを試してみるといい感じでウイードを揺らして突進してくるがいつもの癖でフロッグを止めてバイトへの誘いのアクションをしてしまう為、釣りきれないオレがいる。


次のキャストは“しっかり巻き続けよう”と自分に言い聞かせて反応を確認後も我慢して巻き続けてみるとやっとフッキング成功である。

サイズは60cm級だったのですぐにリリース。

でも最初の1尾目はやっぱりうれしいものである。

この1尾をキャッチするまでに結構な時間を使ってしまい、時間も15時を廻ってしまい、太陽も傾きはじめている。


今日中に今回の雷魚の傾向を把握しておきたかったので、すぐに続投すると高速巻きで2尾目をキャッチすることになった。

この魚は70cm後半でコンディションがよい極太系だったので、200m位離れた場所にいるジョージを電話で呼び出し写真を撮ってもらうことにした。


この釣れない状況だったので、ジョージも興奮気味に200m走で走ってくるのがおかしかった。


2人して極太系の魚体に驚きながら、写真撮って貰おうと草の上に置いた魚体をそっと持ち上げた瞬間、手が滑ってそのまま雷魚は水の中へドボンと帰っていってしまった。


“いいよ、まだ釣れるから次はしっかり写真撮ろうぜ”


なんて言いながら大体こういうパターンって後が続かないんだけど、正にそんな展開でこのポイントを夕マズメに温存して後日の為に各釣り場の状況を見て廻ることにした。

結局、2尾釣り上げることの出来たポイントが一番いい感じで再び戻り夕マズメの地合いを狙ってみると、60cm級をとりあえず2尾追加することが出来た。

ジョージにこのいい時間帯にまたもや200m走をさせるのは酷なのでそのままリリースした。

九州02


ジョージも秋半ばの雷魚に苦戦。

数匹いいサイズを掛けたが途中でのバラシで歯車があわず。


というわけで初日の魚の写真はありません。


陽も短くなってしまってあっという間に初日終了となってしまった。

今日は2人して全くイケてません。

今回のというより秋の雷魚ってこんなに難しいのか。


疲労の二文字をお互い背中にホテルへチェックイン。



さて、明日は気分を改めて“九州のB.B”である。

どんなフィールドが待っているのか?非常に疲れていたけど楽しみであった。
つづく・・・・





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Last updated  2007.10.31 03:56:39



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