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Nishi-Y

Nishi-Y

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2007.11.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2日目の起床時間は4時過ぎとこの時期にしてはとても早い。


なぜなら今日はオレにとって九州初のB.Bの日だったからである。


まずは、ジョージの実家に寄って彼の愛艇をピックアップしてここから北へ約1時間半のドライブである。これまた遠征の遠征である。


20分も経たないうちに車は山の登り坂に入り、道路の脇を流れる川や周りの景色とか見ているとすべてが初めての光景で遠征気分もハイになり始めてきたのだった。


しかし、そんな気分も束の間その後2人して腹の調子がさえない為に観光がてらに北山ダムのボート屋さんにピットイン。

kbe01

九州地方の代表レイクとして以前からよく耳にしていた北山ダム。


かなり減水している様子であったが、早朝にもかかわらず湖面には多くのボートアングラーの姿が見られた。


九州地方もみんなも頑張ってます。

うれしい光景に写真を撮ったのだけど、オレは朝のボケモードと腹の調子がさえないのでこんな図になってしまいました。


さて、今日の行き先なんだけどジョージの選択で今回は北部地方の川を釣ることになった。

ここの所、朝晩と冷え込み始めているのでリザーバー系はターンも始まっているだろうとオレも予測していたので川だったらオレ的にもどうにか自分の展開が出来そうなので再びテンションを高めて、釣りの話や腹の調子の話などで車中大盛り上がりしているとついに到着である。



オレは早速タックルの準備に取り掛かり、ジョージはテキパキとボートの支度を済ませていよいよランチングである。
kbe02

ランチングサイトは川の下流域にあたり、目と鼻の先には海との境となる河口堰があり関東で言うならば利根川といった感じである。

ただ全体の川幅や川の長さからいうと利根川をコンパクト?にした感じで何となく愛着を感じるフィールドである。


ファーストポイントをこれから決めるわけだが、下流域から上流を見る限りはっきりしたベンドなどの変化もないのでまずは下流域から一番はじめの大きな変化のある場所を選ぶことにした。

kbe03

ちょうどボートで15分位の所でこの川に流れ込む支流とのインターセクションがあり、ここからスタートすることにした。


下流からの川幅が200m位で上流に向かって左がメインリバーとなり川幅がそのまま200m位の水質がクリア、右手の支流が川幅150m位のマディーウォーターでここから下流域は両方の川の水が混ざってステインとなっていくことが判断できた。


ここを選んだ理由はこのウサギの両耳の付け根にあたる支流とのインジェクションが下流から走ってきて一番始めの大きなシャローフラットにあたり水深的にもこの川の中で浅い場所と深い場所が隣接していて色々な意味で最も変化に富んでいて魚影が濃そうだったからである。


オレのボートポジションはちょうどウサギの両耳の付け根に位置する大きなフラットの上でここをフィーディングエリアと仮定してスピナーベイトからチェックを入れてみることにした。


徐々に岸辺へボートを進めていくと水深も1mを切るようになってきたが期待するほどのストラクチャーがフラットの上にないのでスイシャー系のトップウォーターへローテーションしてフィーディングを意識してB.Bを水面へと浮かせて反応を見てみるが残念ながらこのフラットには魚が入っていない様子である。


ボートを右側のマディー系の支流に釣り進めて、河口から続くスチレッチのレイダウンの先端を中心にスピナーベイトでテンポよく流してみる。

いつバイトが起きてもいい感じであるがこれまたノー感じである。

いつもそうだけど初めの1尾を釣らないことには状況も解らないし、この川のB.Bを理解出来ないのだ。


とにかく得意のファーストムービング系でエリアを短時間で釣ってゆき、反応のあったエリアを後からじっくりがオレのスタイルなのである。


マディー系の支流を河口から釣り上がってみると途中から水がターンオーバーしていることに気付き、思い切って反対側のクリア系のメインリバーへと移動することにした。



早く1尾目を釣りたいところだけれども、こちらもターンオーバーの影響が出ていそうなこととメインリバーだけあって距離の長そうなのでとりあえず、ボートで行ける上流域までジョージにドライブしてもらい、その間にエリアや水を自分の眼で見てみることにした。


ウサギの両耳の付け根と表現したインターセクションからメインリバーを上がってみると4回位の大きなベンドを過ぎた辺りから水深も浅くなり始めてボートもアイドリングさせてコース取りをしないと座礁してしまう感じになってきたのでオレはボートのバウに立ってボートを進めてもらいながらベイトや岩などのストラクチャーの有無、そしてB.Bそのものを視認で探す様にしてみた。


雰囲気はいい感じであり時折、小さなベイトも確認できたけど上流へ上がるにつれて水温が下がってしまっていることと、“ここはいるでしょ”と思われた流れの淀みなどに魚っ気が全く無く夏のエリアっぽかったので、途中ここを釣りたいと感じたインターセクションからメインリバーを上がる途中の数箇所の大きなベンドに戻ることにした。



実際走ってみて、自分自身この各ベンドが今回のキーになるような気がしていたので集中して釣りも出来るのである。


数箇所のベンドの中でも一番いいだろうと思ったベンドを見てみると、ディープの寄り方やそこに絡むテトラ・ゴロタ石や乱杭の入り方もいい感じでまさに一級エリアである。

流れもない様子なので上流側のベンドの始まりからエンジェルシャッドでチェックしてみる。

エンジェルシャッドはフラットサイド系のディープクランクでこの様なクリアウォーター系のディープ絡みのエリアでは、たとえリップをボトムにコンタクトさせていなくてもその層に魚を浮かせてバイトさせれる力のあるベイトである。


ベンドの中間あたりで時より小バスのチェイスが見られるが活性が低そうである一定の距離までしか追ってこない様子である。


ベンドの終わりに差し掛かるところに乱杭がありそこを抜けた直後にバイト。

九州遠征の初B.Bである。

kbe04


サイズは700g級で小さいがここぞという所にいたので妙にうれしいのであった。

もう何匹か出てきそうなんだけど、後が続かず次のベンドへ移動してみる。

こちらは、ディープは寄っているものの全体的に浅いのでフラットサイド系のロックパイルクローフルサイズで流してみるとやはりベンドの下流サイドの始まりで先程のキーパーサイズを追加。


その後、各ベンドの下流サイドの障害物を中心にチェックを入れてみるといい感じで釣れてくるがサイズが伸びずに新たなパターンを探すことにしてみた。


今度はこの川のディープが最も寄っているバンクを撃つことにしてみた。

そこの岸辺は岩盤状のロックエリアでこの川の流れが一番当たっている、いかにもといった感じの地形であった。


オレがショットダブルフルサイズで更に小さいサイズをすぐにキャッチすると、続いて後ろのジョージが投げたフットボール+イカジャコ(通称ジャコボール)に45cm級のいい魚がバイトしたが手元でバラしてしまったのだった。

いい場所にはやはりいい魚が入っていることの証明であった。“この川はもしかしたら物凄いポテンシャルを持っているのかもしれない。”



そう思ったオレは、“この川で今、トーナメントをしたらウイニングウエイトはどれ位なの?”とジョージに聞いてみると“4,500から4,800g位ですかね”と返してきた。


“それじゃぁ、明日もこの川釣るから明日をトーナメントとして2人で協力しあって5kgパターンを今日中に組み上げ、明日5kgしっかり釣るっていうのやってみようか?”とオレが提案してみることに・・・・。


これにはジョージもすぐにバイトしてきた。

確かにオレは初めてのフィールドで魚を探して1日を過すことはすごく楽しいのだけれども、せっかく2人で釣りしているのだから、お互いが同じ目標に向かって釣り進むっていうのもありなわけである。


そんなことで、ここからオレとジョージの明日への5kgの為の魚探しが始まったのである。
ここまで釣りをしてみてもやはりキーとなるエリアは上流域ではなく、メインリバーの中から下流域にかけてになりそうだし、まだチェックを入れてない支流のカバーゲームも今日中に見ておかなければならないのである。


とりあえず、仕切り直しで1度下流まで戻りチェックすべき場所を探しながらゲームを進めることにしてみる。

kbe05

ノーチェックだった下流域の張り出しでいきなりジョージのエントリーにいい魚がバイト。


明日に繋ぐ5kgパターンは見付け出す事ができるのであろうか?

つづく





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Last updated  2007.11.06 00:24:41



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