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カテゴリ:大島を描いた画家や文人
小説家の藤森成吉は大正3年に小説「波」を執筆(後に「若き日の悩み」に改題)、大島の経験をもとに書いた叙情的自叙伝で文壇で認められた処女作。
昭和50年、藤森氏を大島に迎え作品ゆかりの地である「湯場」に文学碑が建立された、それから2年後に藤森氏は永眠、湯場の温泉施設も閉鎖され、訪れる人の目にも触れられる機会も少なくなって、昨日伊豆半島が一望できる海の近くにある元町長根浜公園に移設された。ここなら船の行き来が見渡せ絶好の場所、同じ公園内に画家中村彝の碑もある。 主碑 文及び書 藤森成吉 あたかも「波」のように動揺きわまりない青年のこころ 限りない憧憬の島伊豆大島 「若き日の悩み」この地に生まる 副碑 文 大河内一男 ・・雄大な自然伊豆大島を舞台に若き日のもろもろの心の動きと青年の悩み、そして大正 時代の風景と人情の美しさを描きあげたこの新しい時代の人間像を追求したロマンは藤森 成吉最初の長編作品であり忘れがたい代表作である。・・この文学作品は作者にとっては もとより、伊豆大島にとっても日本文学史の上でも永く生きながらえるであろう。・・ 私は移転の実行委員になっているが、資料館を閉めて式に出席することはできないので今朝カメラに納めてきた、島の行事に関心はあるが一人でやっている資料館なので顔を出すということは休館にすることになる、最小の冠婚葬祭を除いてまだ10年はきちんと開き続けることが使命と覚悟している、他の形でお役に立てればと思う。 右が主碑、真ん中が副碑、いずれも石に文字が刻まれている、霧で三原山はみえず お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月07日 11時09分05秒
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