カテゴリ:アダルトチルドレン
母は施設に入って携帯電話の使用を禁止されて、電話をしてこられなくなった。
私は薬が効いて、気分が軽くなっていった。 心療内科の先生もカウンセリングの先生も 私自身が病気なのだからお母さんへの連絡はしなくていい。っていってくれるから、 連絡をしなくても自分を責めることも減り、すごく気が楽になっていった。 そうこうするうち、 今度は父の胃にガンが見つかったという連絡。 検査をしばらくして、開腹するという。 手術には立ち会ってほしいと言われて、 正直、「え~、また~?」と思ってしまった。 そして、そう思ってしまった自分を、また少し責めた。 翌日、弟から、父のメールが転送されてきた。 弟へのメールには「検査を受けてから開腹する」ということだけの連絡。 それを見たとたんに、急降下。 「弟には連絡だけかい。私には立ち合えってかい。 いつも私なんだ。頼りにされるのは私なんだ。 女の子は気が利いて使いやすいからかい? いつも私は家族のお世話役なんだね。 私が鬱っぽくなったのはお母さんの人間性が原因だと お父さんはすっかりお母さんのせいにしてるんだね。 私は家族の世話役を降りたいんだよ。 お父さんはお母さんの世話も私にやらせたじゃないか。 自分はお手上げでさっさと逃げ帰って、 おまえは頼りになる、お前がいてよかったって。 ほめられれば嬉しいってわけじゃないんだよ。」 鬱の薬とは別に、急な不安に陥ることが起きたら飲むための頓服をもらってあった。 急降下してしまったので、その頓服を飲んだ。 そのあと、死んだように眠ってしまって、 目が覚めたら、「お父さんの立ち会いはごめんです」と言いきっている私がいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月28日 23時47分08秒
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