リアル蒼き詩人
去年の冬頃、しばらくぶりに逢った年下の知人と話す機会があって、相談に乗った。周囲の状況と自分のやりたい事のギャップに嘆く彼に、次のように語った。 “先ず君が変わらなければ何も変わらない” “物事を始めようと思ったら、いつでもスタートできる” “前と比べて何も変わってないと嘆く必要はない。経験を積んだ君は今は実感が湧かなくて も成長している。君の座標軸は動いている” 要約すれば以上の点になる。今年に入ってからの蒼き詩人の作品でエールシリーズに、この時のエッセンスが散りばめられている。 今年の春頃に、彼の母親に逢った時に「あなたと話したらやる気が出たみたいで、県外に就職した。」と礼を言われた。今になって想い出してみると、あの時の自分は“リアル蒼き詩人”だった。