カテゴリ:日本語講師
はんらが受け持つ学科の授業は、 L1からL3までの3段階に分かれている。 一応、1年生がひらがなから基礎的に始めるレベルがL1 そして、2年生、3年生と進むに連れて、 L2、L3と進んでいく。 ところがですね~ L1のクラスに、 日本語能力試験2級(かなり上級)を準備してる学生と ひらがなも知らない学生が混じってるんですよ。 3ヶ月3万ウォンの文化センターの講座じゃあるまいし、 大学の授業が、なんでこんなことになるのでしょう~!@@ いろいろ聞いてみると、大学のカリキュラムにもいろいろ無理、無駄がありますねー。 まず、講座の申し込みは先着順なので、 一歩遅れると、人気の講座は取りにがしてしまうそうな。 大きな大学では受講生が多いので、 申し込みの時間ジャストに何千、何万?という数の学生がアクセスして 大騒ぎになるようだ。 この学科では、何か外国語をひとつは受講しなければならないので、 人気の英語があっという間に締め切りになってしまったという。 また、取りたい講座があっても、 自分が取らなければならない必須の授業と時間帯が重なっていれば その科目は取れない。 2級を準備中の学生は、 1年生なので、L2、L3は他の1年生の科目と重なってしまってて L1しか取れないという。 ひらがなも知らない学生は、 英語を取り損ねてしまったんだそうだ。 おまけに4年生で、 今回、日本語を取らなかったら単位不足で 卒業できなくなるという。 それから、L1のクラスにはおじさんのような学生がいて、 (一度社会に出てからまた入学したのかな? かなり年配に見えるんだけど) その人がまた、日本語ペラペラ。 昨日の授業で 「皆さんは何時に起きますか?」 と質問したところ、 (これくらいが妥当の授業進度だったと思われる) みんな 「9時です」 「10時です」 などと普通に返事してるのに、 このおじさん学生は 「6時です。私には夏休みもなかったので、夏の間もずっと6時に起きていました」 などと、ぺらぺらぺら~~~ と流暢な日本語で語り始めた。 その隣には、ひらがなも知らない女の子が。汗; そして、なぜか、全体的なレベルは、 L2クラスよりL1クラスのほうがずっと高い、 という、不思議な現象になっていて、 頭の中は混乱するばかり。 更には、ちゃんと開講できるのかどうかも 来週にならないとわからないので、 対策を立てることもできない。 (今週いっぱいが受講科目訂正期間で 金曜日に最終的な受講生数が出る) ま、このことはしばらく忘れて、 来週、無事開講できたら考えることにしましょう~ (って、開講できなかったら、4年生の女の子が単位が足りなくて 卒業できなくなるみたいだけど、 どーなるの?) 1時間くらい前に日本語能力試験(JLPT)の結果発表がありましたが、 今回は自信があると言ってたコーちゃん、 また2級に落ちました。 それも、先回よりも10点も下がって、 180点満点の74点。 聞き取りは60点満点の37点と何とか半分超えてるけど、 語彙は60点満点の24点、 読解に至っては、60点満点の13点という悲惨さ。 確かに、大学生になってから あんまり勉強もせずに 名探偵コナンばっかり見てたから、 当たり前の結果とも言えるか。。。 本人もさすがに反省したみたいで、 1時間前から日本語の猛勉強を始めてますが、 いつまで続くのやら。 次の能力試験は12月1日ですが、 入隊前にせめて2級には合格して行けるんでしょうかねぇ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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