カテゴリ:日本語講師
昨日の日記にも書いたけど、
今、住民自治センターの日本語の授業では「アドバイスする」という課を勉強中です。 「~て困っています」 のように相談し、 「~たほうがいいです」 「~ないほうがいいです」 とアドバイスするのが基本形。 テキストの例文には、 ダイエットしたい人にアドバイスする 風邪でのどが痛い人にアドバイスする 日本旅行に行く人にアドバイスする 面接を受けに行く人にアドバイスする などなど、いろんな内容が載っています。 でも、ここで日本と韓国の国民性の違いがあります。 ぽっちゃりした人に 「ちょっと痩せたほうがいいわ」 などと、言わなくてもいいことを言ってしまうのが韓国人です。 まだ韓国語があまり上手でない日本人にも、韓国人たちは 「発音が悪いから、もっと韓国語を勉強したほうがいいね」 などと言い放ちます。 もっと痩せたほうがいいと言われてダイエットしてみると、今度は 「シワシワになったわ!」 と、面と向かって韓国人は言います。 実際、スリムな人から 「もっと痩せたほうが」 などというお節介なアドバイスをもらったら、殺意が沸くのではないでしょうか。 「ちょっと太ってきちゃって・・・」 という相談には 「そんなことないわ!」 「今がちょうどいいわ」 「健康が一番よ」 と答えてほしいの、乙女たちは。 「もっと運動したほうがいいです」 「もっと野菜を食べたほうがいいです」 「おやつを食べないほうがいいです」 そんなこたぁわかってるんだよ。 聞きたくないわ。 国民性を考えると、韓国人相手の授業では、 アドバイスを求められた時の答え方として、 『余計なことを言わず相手のありのままを褒める』 これが一番なんじゃないかなぁと思ったりもします。苦笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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