今年の春節~日本ツアー
中国の旧正月、春節は盛大なバケーションの期間らしい。その期間、多くの中国人が日本に買い物に来るという。買い物だけではないとおもうけどね。今週のワイドショー番組ではその中国人観光客の買い物ぶりをレポートしていた。5~6年前ごろは富裕層の中国人が銀座でブランド物を買いあさるという光景がレポートされた。バブルの頃のヨーロッパへブランド物を買いに行った日本人と同じである。しかし、いまは、ブランド物を買いあさるというかまず、彼らの多くは富裕層ではなく海外旅行の条件の緩和で増えた中間層である。お金をためてきたというのだ。それを聞いて、横目で見ていた私は、思わず、気持ちが動いた。お金をためてまで何をしに日本に来るのだろうか。人気コースは東京、富士山、大阪、京都らしい。この寒波で雪がないという愛想のない富士山に冠雪が下りた。美しい山である。その富士山を見に来る・・・・う・う~~~~~~~~~~ん日本の風景をわざわざ見に来るとは・・(感動)わざわざお金をためてですって・・・・(涙)(涙)わたしは、中国にお金をためて何を見に行きたいか????別に何も・・・・・・・ないのである。申し訳ない気持ちになる。それから、彼らのショッピングはまずサプリメントだという。いっとき炊飯器をバスの荷物入れに詰めきれないほど買っていたが炊飯器は、売れているとしてもそれほどではなくなったという。サプリメントと聞いて4000年の歴史のある中国がなぜ??????と思った。漢方薬のふるさとではないか。薬膳料理の中国ではないか。しかしなぜか、DHCのサプリが評判がいいらしい。しかも、わずかな種類しか中国では販売できないらしくほしい種類はネットかなにかで調べてドラックでそれを買い求める。グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンなどがあげられていた。また、資生堂は中国では人気でアジア人の肌にあうというのだ。資生堂の人気はエリクシールの保湿化粧水、美容液。アクアレーベルなども若い層に人気だという。保湿用化粧水はとてもしっとりすると評判である。また、コーセーの雪肌精という化粧水も人気で中国で買うと二千円ほど高くなるという。関税や、輸送料などが入っているからといわれたらたしかにそうだ。そのほか、お米を買って帰る年輩のご夫婦もいればデジカメを買っている若い女性もいた。これかわいいの、日本製は大好きよといって、手にしていたのはニコン、ミラーレスのデジ一。白のJ1だった。10万円ほどで買っていたらしい。わたしと同じではないか。わたしは、本体とダブルズームレンズキッドと保護シート、パナソニックのSDカード、ポシェット、それから、5年保障などをいれて、9万円そこそこでかった。おそらく中国で買うと高いのだろうな。それから、エステも人気と言う。驚いたことに日本の整形外科の技術を高く評価しているらしい。ツアーにまぎれて手術をするらしく、ほかの国で手術したがうまくいかなくて日本に直してもらいにきたという。また、韓国は顔の輪郭がうまいらしいが、パーツごとだと日本がいいという。豊胸の手術を受けた女性もいた。また、病院は知人の紹介とか口コミで見つけてくるらしい。京都にも中国人のツアー客を多くみる。それは近年ではなく7~8年前あたりによく京都駅でみかけたし京都の観光地でもみかけた。そのころは、きっと中間層ではなく富裕層だったのだろうなと思う。京都では、買い物と言うより観光が多いと思うが。日本を正しく理解してもらうためにも観光地にはぜひとも来てほしい。京都は外国人観光客にもこびないプライドがある。いらっしゃい、いらっしゃいの、商魂よりは、気に入ったらどうぞ・・・・の精神なので自然体の京都に多くの中国人観光客がこられることを願う。