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カテゴリ:観念史
昨日書いた Jean de Lery についての授業を受けていると、なんだか眠たくなってきて妄想に走ってしまった。 「文学と旅行」という題で授業をするとすれば、どんなビブリオグラフィになるだろうか?もしくはそういう本を書くとすれば、どんな章立てになるだろうか? キーワードは、「他者へのまなざし」「嫉妬と羨望」「カニバリスム」「ユトピスムとプリミティヴィスム」「逸脱としての旅」「エキゾティシズム」「他者の中の自己」「相対主義」「ピクチャレスク」「異言語との遭遇」などなど。 16世紀:トーマス・モア、アンドレ・テヴェ、ジャン・ド・レリィ、モンテーニュ 17世紀: 18世紀:ヴォルテール『カンディッド』、ディドロ『ブーガンヴィル』、『百科全書』 19世紀:ジュール・ヴェルヌ、ロマンティスムと旅 20世紀:ストロース『悲しき熱帯』、カルヴィーノ『マルコ・ポーロの見えない都市』 ミッシェル・ド・セルトー『歴史のエクリチュール』 グリーンブラット『驚異と占有 ―― 新世界の驚き』(近代初期) ロラン・バルト『表徴の帝国』 サイード『オリエンタリスム』 バーナード・スミス『ヨーロッパ的視と南大西洋』(18世紀) スタフォード『サブスタンスへの旅』 Marouby, Utopie et Primitivisme Racoult, L'Utopie narrative en France et en Angleterre Racoult, Nulle part et ses environs あれ、なんか全然足りないなあ。特に17、19世紀。 方向もめちゃくちゃだし、見通しが悪いだよ。 旅に関してこんな本が面白いよーってのがあったら、教えて下さい。 部屋の外に旅したくなってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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