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カテゴリ:読書感想
今日は書く事がないので、ちょっと前に読んだ本の話を……。
この小説はその前に書かれている『蒼穹の昴』(上・下巻)の続編のような続編でないような……。強いて言えば外伝というところでしょうか? でもこの小説だけでも独立してると思います。 実際、私はこの時代の中国の事って、映画『ラスト・エンペラー』で見たくらいの知識しかなかったのですが(これはラストエンペラーの1代前の皇帝の話ですが)、『蒼穹の昴』は物語に引き込まれるように、読んでいけました。 今回の『珍妃の井戸』もその続きだったので、入りやすかったです。 浅田さんの小説は、結構最初、物語の様相が分かるくらいまで読むのがしんどいのが多いと思いますが(それをクリアして読み続けると面白いんですけどね)、この話しは最初から事件捜索の以来から始まるので、のっけからワクワクさせてくれました。 それから色々な証人が出てきますが、証言が二転三転して、真実は一向に見えてきません。最後にはどんな結論が出るのか……ワクワクさせてくれます。 前述のように、この本だけでも楽しめますが、私のオススメは、『蒼穹の昴』を読んでからの方が、より一層人間関係とか分かって3倍は楽しめると思います。 連載小説「サルベージ」、ひとつのページに纏めました。続きもこちらに書いていきます。ヨロシクv ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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