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テーマ:今日のおやつ♪(26102)
カテゴリ:お菓子
夏休みは、9月の頭にとることにしているのだが、一応、お盆でもあるので実家に週末だけ帰省してみた。
そこで、長崎に早めに帰省した時のお土産として、実家からGetしてきたのが、このお菓子。 湯煎餅 #これで「ゆせんぺい(YUSENPEI)」と読みます。 これは、長崎県の小浜町(現在の雲仙市)の銘菓、というか庶民的なお菓子。 明治の初年に、旧島原藩主の松平公が、雲仙の温泉に湯治に来た時に、「体に良い雲仙温泉のお湯を使って、何か作ってみたらどうか」ということで、創案されたのがこのお菓子だとか。 どんなものかと言いますと、風月堂のゴーフルのクリーム抜きと考えていただければ、多分ビンゴ。 要は、少し甘い素朴な洋風煎餅なのだけれども、サクサクした食感がたまらなく美味しい。 水気が少なく、味もシンプルなので、お茶請けにも、まさにピッタリ♪ ちなみに、湯煎餅屋さんは雲仙の街の中にも、何軒かお店があるのだが、それぞれの店で微妙に味と表面の模様が違う。 #地元民の間では、結構こだわりがあるんですよ。 我が家のお気に入りは、このパッケージの松坂屋さんの湯煎餅。 いつも、実際に作っているお店まで買いに行っています。 実は、作っているお店にまで買いに行くのには理由があります。 現地には、作っているお店に行った人しか購入できない、素晴らしいものがあるのです。 それは、湯煎餅の「耳」。 湯煎餅の製造工程を説明すると、ゴーフレットなので、型に生地を入れて、プレスの要領で型押しして焼く。 型押しをすると、どうしても、少し生地がはみ出る。その部分も焼けるので、耳ができる。 こうしてできた耳を、袋にどっさり詰めて、お徳用として格安で販売しているのです。 これがとにかく美味い(^^♪ お買い得ということもあって、ガンガン食べれるのがまた嬉しい♪ 実は、私、湯煎餅そのものより、耳が好き。。。 ついでに言うと、長崎銘菓のカステラ(我が家では、福砂屋に限る)も、直営店に行って、切り落としを買ってくる。 端っこって、何でも美味しくないですか? その勢いで食べてしまうので、この湯煎餅、あっという間に無くなりました。 軽い口当りなので、どんどん手が進んでいってしまうんです(^_^;) 長崎・雲仙に行ったら、湯煎餅。 覚えておいて損はない逸品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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