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「歩きつなぎの旅」の記録

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2014.07.06
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2014年07月06日(日)曇


04:45 起床。おにぎりとインスタント味噌汁の朝食。05:45 「民宿 ふるさと」を出発する。曇り空。涼しいというか、少し寒いくらい。沙留(さるる)の町を出ると、道の両側には畑と牧草地が続く。今日も、国道238号線を行く。

北海道-(37)

07:10 藻興部(もおこっぺ)川を渡る。このとき海側に見えるのが、1989年(平成元年)に廃線となった名寄線の橋梁。土手伝いに近づいてみると、つい最近 塗装をしたのではないかと思うほど、状態がいい。レールは撤去されているけれど、枕木は残っている。

2014.07.06-1

07:45 興部(おこっぺ)の町。同じ興部町内でも、沙留で見たのとは違うマンホールが使用されている。町の花・ハマナスと、中央に町章の図柄。かつて名寄線は、ここ興部でオホーツク海を離れて内陸へ向かい、名寄へと続いていた。コンビニで、パンとジュースを調達する。

2014.07.06-2

興部と雄武の(おうむ)間には、1985年(昭和60年)に廃線となるまで、興浜(こうひん)南線が走っていた。路線総延長 19.9km。この廃線跡にも、いくつか遺構がある。そのひとつが、市街地にある「興部こ線橋」。下をくぐっていた興浜南線跡は、現在、自転車道になっている。

2014.07.06-3

08:30 雄武町に入る。標識に描かれるのは、特産の毛ガニと、色が薄れて分かりにくいが、日の出岬から見る日の出。興浜南線の「御西川橋梁」が、オニシ沼とオホーツク海がつながる部分に残っているらしい。航空写真で確認すると、国道238号線が最接近する地点は、橋梁まで400mほど。国道からでも見えるのではないかと、注意しながら歩いていたが、発見できなかった。

2014.07.06-4

沢木地区を過ぎると、時折 農場がある他は、牧草地と原野が続く。10:50 バス停で、パンとジュースの昼食休憩。停留所の名前は「開拓入口」。いかにも北海道らしい。12:20 雄武の町。マンホールには、町の花・ハマナスとサケと毛ガニとホタテ。・・・・・・オホーツクの名物を、ずらっと並べた感じ。スーパーとコンビニで、食料・飲料を調達する。

興浜南線が走っていたのは、雄武まで。雄武駅から北見枝幸(きたみえさし)駅(興浜北線の廃線に伴い 1985年 廃駅)までの間 51.5kmは、鉄道建設の計画(興浜線)があり、実際に路盤や施設など一部が建設されたが、未成線のまま開通することはなかった(興浜線未成区間)。

オホーツク海縦貫線

南稚内駅~網走駅間を鉄道路線で結ぼうとする「オホーツク海縦貫線」という構想があったのだが、南稚内~浜頓別駅(天北線の一部)は 1989年廃線、浜頓別駅~北見枝幸駅(興浜北線)は 1985年 廃線、北見枝幸駅~雄武駅(興浜線)は開通せず、雄武駅~興部駅(興浜南線)は 1985年 廃線、興部駅~中湧別駅(名寄本線の一部)は 1989年廃線、中湧別駅~網走駅(湧網線)は 1987年 廃線となり、構想は実現しなかった。

興浜線未成区間にも、いくつか遺構がある。13:05 そのひとつ、元稲府(もといねっぷ)川に架かる橋梁を、国道238号線から山側に見ることができる。現在は、何かの配管の通り道として、利用されているように見える。

2014.07.06-5

13:55 国道は音稲府(おといねっぷ)川を渡る。ここにも山側に、興浜線未成区間の橋梁が残っている。樹木が茂って見えにくいが、何とか手摺りを確認できる。しばらく進むと、牧草地の小川に、橋梁らしきものがポツンと見える。

今日の宿泊予定地・幌内に到着する。草刈り作業をしている男性に、「この近くに水道とトイレがあるような公園、ありませんか」と尋ねてみる。「公園はないなあ」、「港のほうにはないですか」、「ああ、港の市場に水道もトイレもあるなあ」、「そこ、テント張って泊まっても大丈夫ですかねえ」、「大丈夫だと思うよ」。

2014.07.06-6

15:00 幌内漁港。「市場」と言われたのは、海産物の荷捌き施設のようなところ。日曜日だからなのか、誰もいない。中に水道とトイレがある。野営地は、ここに決定。建物の脇にテントを張り、ラジオを聴いて時間を過ごす。夕食は、太巻寿司・コロッケ・シュウマイ・切干大根。今日は一日中、曇り空だった。19:30 就寝。


沙留 → 幌内 : 40.2 km( 北海道一周徒歩旅行累計 1359.0 km )

北海道-37





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Last updated  2014.07.20 13:04:37
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