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カテゴリ:心理学 メンタル 悩み、読書
読レポ第1152号 カール・ロジャーズ ~カウセリングの原点~ 発行:㈱KADOKWA 第2章 「カウンセリングにおける変化の過程」の発見 「ディス・イズ・ミー(This is me)」―これが、私です― ロジャーズの主著『オン・ビカミング・ア・パーソン』(Rogers.1961a)(諸富祥彦・末武康弘・保坂亨訳『ロジャーズが語る自己実現の道』は論文集であるが、この本が読者を強く惹きつけたのは、何と言っても、冒険に置かれた第1書「ディス・イズ・ミー(これが、私です)―私の専門家としての思考と人生哲学の発展」の持つインパクトゆえであろう。ここでロジャーズは、実に率直に自らの人生について語っている。 読者の多くは、「ロジャーズが、私に直接語りかけてくれているようだ」と感じたという。当代随一の心理療法家であるロジャーズが、専門家としての鎧を脱いで、一人の人間としての自分をさらけだし、「私に直接語りかけてくれた!」と感じた。そしてロジャーズに惹かれていったのである。 ロジャーズが臨床体験を通じて学んだ「人生で大切な14のこと」 『オン・ピカミング・ア・パーソン』の第1章「ディス・イズ・ミー」の後半では、ロジャーズがそのカウンセリングの体験や、みずからの人生の体験で「学んだこと」を14の短い言葉で示している。ロジャーズの人生観、人間観が最もストレートに伝わってくる箇所であり、数ある。ロジャーズの著作や論文の中でも、ベストスリーに入る箇所のように思われる。私が、最初にロジャーズに惹かれたのも、学部の2年生の時にこの箇所を読んだのがきっかけである。 ロジャーズ自身の14の言葉を紹介しながら、簡単に私の解説を加えたい。 と著者は述べています。 私は、この項での「ディス・イズ・ミー(これが、私です)のロジャーズが語る言葉に惹かれてしまった。 これからのロジャーズの14の短い言葉について触れることを楽しみしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.12 11:26:25
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