164672 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

アシルパ読書の部屋!

アシルパ読書の部屋!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

バネット!

バネット!

Calendar

Archives

Category

Recent Posts

Comments

Keyword Search

▼キーワード検索

2023.12.12
XML

読レポ第1152号

カール・ロジャーズ

~カウセリングの原点~
著:諸富祥彦

発行:㈱KADOKWA

第2章 「カウンセリングにおける変化の過程」の発見

「ディス・イズ・ミー(This is me)」―これが、私です―

 ロジャーズの主著『オン・ビカミング・ア・パーソン』(Rogers.1961a)(諸富祥彦・末武康弘・保坂亨訳『ロジャーズが語る自己実現の道』は論文集であるが、この本が読者を強く惹きつけたのは、何と言っても、冒険に置かれた第1書「ディス・イズ・ミー(これが、私です)―私の専門家としての思考と人生哲学の発展」の持つインパクトゆえであろう。ここでロジャーズは、実に率直に自らの人生について語っている。

 読者の多くは、「ロジャーズが、私に直接語りかけてくれているようだ」と感じたという。当代随一の心理療法家であるロジャーズが、専門家としての鎧を脱いで、一人の人間としての自分をさらけだし、「私に直接語りかけてくれた!」と感じた。そしてロジャーズに惹かれていったのである。

 ロジャーズが臨床体験を通じて学んだ「人生で大切な14のこと」

 『オン・ピカミング・ア・パーソン』の第1章「ディス・イズ・ミー」の後半では、ロジャーズがそのカウンセリングの体験や、みずからの人生の体験で「学んだこと」を14の短い言葉で示している。ロジャーズの人生観、人間観が最もストレートに伝わってくる箇所であり、数ある。ロジャーズの著作や論文の中でも、ベストスリーに入る箇所のように思われる。私が、最初にロジャーズに惹かれたのも、学部の2年生の時にこの箇所を読んだのがきっかけである。

 ロジャーズ自身の14の言葉を紹介しながら、簡単に私の解説を加えたい

と著者は述べています

 私は、この項での「ディス・イズ・ミー(これが、私です)のロジャーズが語る言葉に惹かれてしまった。
 私も人は、一人一人違った「「ディス・イズ・ミー(これが、私です)」だと思います。それぞれ一人一人が「ディス・イズ・ミー(これが、私です)」を持って、お互いの違いを尊重し合えてこそ、それぞれの自分らしい自分の人生を謳歌できるように思う。
 それには、前書での「言いにくことが、言えるようになる伝え方」になる社会にして行くことが重要だとおもう。

 それには、安心のタネを植えて育て、安心・安全に語れる事の環境づくりが必要です。安心のタネを植えてなんでも語れる安心・安全な社会へと粘り強く、スモールステップでアップロードしていきたいと私は思うな。
 これからのロジャーズの14の短い言葉について触れることを楽しみしています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.12.12 11:26:25
コメント(0) | コメントを書く
[心理学 メンタル 悩み、読書] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.