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2023.12.19
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読レポ第1159号

カール・ロジャーズ

~カウセリングの原点~

著:諸富祥彦

発行:㈱KADOKWA

第2章 「カウンセリングにおける変化の過程」の発見
 私は、自分の体験を信じることができる

 ロジャーズは言う。「私が長いこと実感し、学び続けている基本的なことの一つは、ある行動が価値があるとか、するに値する、と感じれるのであれば、それは実際におこなyに値する、ということである。別の言い方をすれば、私は知性よりも、ある状態について自分という生命体全体で感じることの方が、より信頼値する、ということを学んできたのである

 ロジャーズは、職業生活を送っていくなかで、他の人から「それは馬鹿げている」と言われたり、自分自身でも「私は愚かなのではないか」と感じて疑問に思うことがしばしばあったという。決して、最初から確信に満ちて生きてきたわけではないのである。

 そしてそのような時には、ひどく孤独を感じたり、自分は馬鹿げてことをしているのではないか、と疑念に駆られることもあったという。しかしそれでも「正しい、と感じられる方向に進んできた」。それを決して後悔していないという。

 「自分の内側の非知性的な感じる力(sensing)を信頼することができれば、知識が働き始める実際、それが正しい、とか、ほんとだ、と感じられたこそ、私は慣習にとらわれない道を進んできたのである

 そんな生き方を貫いていくうちに、ロジャーズには次第に理解者が現れはじめた。5年経ち、10年経つうちに、賛同者や協力者が現れて、孤独を感じることはなくなってきたというのである。
 「私は、自分の全体的な反応をより深く信頼できるようになるにつれ、それを自分の思考を導くために用いることができるようになった。私のなかにその時々に生じてくる、重要な意味を持つように感じられる曖昧な考えを、いっそう大切にできるようになってきたのである。こうした不明確な考えや勘が重要な領域に自分を導いてくれるのだと私は考えるようになってきている。それは自分の体験の全体を信じることであって、知性より賢明なものではないか、と考えるようになったのであるたしかに間違うことはあるだろう。しかし、意識だけに頼るよりも、その誤りは少ないように思う

 ロジャーズは、自分の生命体全体としての知恵、「内臓感覚知」に従うことで、自分自身をより意味ある方向に導いてきたのである

 ここでロジャーズが言う「生命体全体としての知恵」を精緻化した独自の展開をおこなったのがジェンドリンである。上の引用でロジャーズが、「自分の全体的な反応」「重要な意味を持つように感じられる曖昧な考え」「こうした不明確な考え勘」と言っているもについてジェンドリンがは、インプライング(暗黙に含意する)という概念で説明する。

 私たちがこれから最善の形でなしうることは、意識的に明確にはわかりはしないけども、私たちの内側の「曖昧な感じ」において、暗黙のうちに含意されている。私たちがこれからどうするか、どうしうるかは、そこに「インプライングされている(暗黙のうちに含意され示されている)」のである。

と著者は述べています。

 私も今のNPOの活動をし続けて、しだいに自分という生命体全体の知恵、「内臓感覚知」に従うことで、今の自分自身をいつの間にか作っていた。時には迷い孤独感に襲わた時もあり、迷い、悩み、「間違では」との恐怖感もあったが、、既成の知識よりも自分の中の「内臓感覚知」を信頼することを選んで、今の自分があるのです。
 もちろん、失敗もあったが、その失敗も学びとし、既成の知識よりも自分の中の「内臓感覚知」を優先して、自分を信じて来て、人生を楽しんでいます。
 若いときは、多少安定したサラリーマン時代があったが、十二指腸潰瘍や天下りの現場も知らない上司に振り回された時期もありましたが、その会社でも学んだ事や気づき、プライベートでの活動が今の自分の糧になっている。
 まわりの人たちは、「あんな、安定した所をやめるなて、どうかしている」などと言われたが、その辞める時に、自分の中の生命体全体の知恵、「内臓感覚知」に従うことが、今の幸福感を作ってくれています。
 日曜日に、共感し合える友人と出合えた。出会いが嬉しいです。幸せを実感しています。

 自分という生命体全体の知恵、「内臓感覚知」に従うことが、私の人生を謳歌しているのです。私は、自分の中の生命体全体を信じることだ思います。

 





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Last updated  2023.12.19 06:06:43
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