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カテゴリ:観照 & 探訪
大阪中之島美術館で、12月3日まで開催中の特別展「生誕270年 長沢芦雪」を鑑賞に出かけました。大阪中之島美術館に行くのは今回が初めてです。この新しい美術館を眺める探訪も兼ねて見てきました。 大阪中之島美術館は、2002年2月の「超コレクション展」を開館記念の展覧会としてスタートしました。「1983年に構想が発表されてから約40年」を経てのオープニングでした。(ホームページより) 京阪電車・中之島線「渡辺橋」で下車し、地上に出てから堂島川に沿った道路の歩道を西方向に徒歩5分位の位置にあります。駅からは南西方向になります。 美術館は道路面からは少し高い丘状の地形の上にあります。堂島川(北)側から眺めると、黒いキュービックなフオルムのシンプルな建物です。 [補足と訂正 2023.11.28 追記] 高い丘状の地形に見える芝生広場のある空間は、建物の2階部分のフロアーと 同じ高さの外延空間にあたります。歩道から階段でストレートに上がって行っ たことによる錯覚でした。この時、この建物の1階部分は認識外でした。 ここでの外観は、2階以上の空間のご紹介になります。 階段を上がり始めると、一見奇怪な像が目に入ります。 途中に外周通路があり、左の方に案内掲示があります。1階と2階のフロアーの案内だけがまず掲示されています。この部分は、ほぼオープン・スペースが中心です。館内は後ほどに。 掲示板のある辺りから見上げた景色 通路を歩み、まずは周辺を眺めて見ました。まずは西方向が目に入ります。 西方向の景色 立ち止まって、堂島川の対岸、北方向を西から東に目を転じて行きます。 近くに見えるのが「田蓑橋」です。 振り向けば、芝生広場の先に、美術館の入口が見え、一方、東辺にあの奇怪な像が見えます。好奇心はまず、この像に向かいます。 像の足元に銘板が埋め込まれています。 ヤノベケンジ作「シップス・キャット(ミューズ)」(2021)という作品です。 創作材料は、ステンレス、FRP、アクリル、LEDライト他だそうです。夜には光のでしょうか。 「『シップス・キャット』は大航海時代に害獣から貨物や船を守り、船員の心を癒やす友として世界中を旅した『船乗り猫』。旅を守り地域に福を呼ぶ巨大猫のモニュメントです。ヘルメットや鎧は、混迷する世界の未来を見通し、困難に立ち向かう勇気を表します。江戸時代、この地には広島藩蔵屋敷があり、巨大猫は美の蔵を守りながら、地中に埋蔵されるその舟入遺構の記憶を未来へ伝えます。そして河川が大海へ注ぐように、堂島川に面する大阪中之島美術館が世界に向けて情報を発信しようとする象徴でもあります。」(説明文転記) 芝生広場には、様々な形のオブジェが展示されています。 この広場は多目的に使われそうです。屋外展示会場を兼ねているのでしょう。 案内の掲示を見つけられません。残念! 美術館の外観を眺めるために、外周を巡ってみました。 シップス・キャット側から、美術館正面を西方向に眺めた景色 美術館の東面を北側から眺めた景色 美術館の南面を東側から眺めた景色 美術館の南面を西側から眺めた景色 この大阪中之島美術館の南には、国立国際美術館があります。幾度も展覧会を見に来ている場所。この時には、北側に何があったのか全く意識していませんでした。 今後は、このエリアで美術館のはしごをする楽しみを味わえることになります。 国立国際美術館の南西隣りには大阪市立科学館があります。 建物の西面を南側から眺めた景色 西面を北方向に進み、途中で振り返ってみた景色 建物の西面を北側から眺めた景色 美術館の正面を西側から眺めた景色 これで建物の外周を一周してきたことになります。 さて、館内に入りまずは特別展を鑑賞することに。 つづく 補遺 大阪中之島美術館 ホームページ 国立国際美術館 ホームページ 大阪市立科学館 公式ホームページ 中之島 大坂蔵屋敷 :「なごりすとのweblog」 「中之島」をはさむ二つの川「堂島川」と「土佐堀川」:「三井住友トラスト不動産」 ネットに情報を掲載された皆様に感謝! (情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。 その点、ご寛恕ください。) 観照&探訪 大阪中之島美術館・特別展「生誕270年 長沢芦雪」-2 長沢芦雪展 へ 観照&探訪 大阪中之島美術館・特別展「生誕270年 長沢芦雪」-3 館内探訪 へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.30 15:18:17
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