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カテゴリ:日々雑感
B級グルメ選手権なるものが全国各地で人気のようですが。
ご当地グルメで不況を吹っ飛ばせ!!という感じでしょうか。 そのB級グルメ日本一に輝いたこともあるという静岡県・富士宮市まで やきそばを食べに行って来ましたこの年末のせわしない時にね~。 急に思い立って出かけたので、お店のリサーチもせず、適当にお店を探す・・。 夕方6時頃だったのですが、すでに閉まっているお店も多く・・どうしよう 『つぼ半』というお店の名前が気に入って、その辺をウロウロするもお店が見当たらない。 地図を持ってまごまごしていたら、通りかかったおばちゃんが 「やきそば食べに来たの?どこのお店に行くの?」 「えーと、えーと・・・どこのお店がオススメですか?」と切り返すと 「そうね、つぼ半さんか、ミミさんがオススメかしら」 「え?つぼ半さん、オススメですか??実はそこに行こうかと思っていて・・・」 「あら、つぼ半なら、そこの角曲がったところよ。」 「富士宮のやきそばを有名にしたのは、この私なのよ~。焼きそば学会の発起人なの。」 いやぁ~、そんな名物おばちゃんにお会いできるとは。これぞ旅の楽しみざんす。 さあ、『つぼ半』さんに入ります。小あがりのお座敷に4卓、それにカウンター席が少し。 さっそくお兄さんが注文を取りに来てくれました。 私「オススメなんですかぁ~??」(と言って地元に人に甘えるの一番の手だわよ お兄さん「ねぎのお好み焼きですね」 私「具はねぎだけですか・・めずらしいですね。」 それと五目焼きそばを注文。 関東の鉄板焼きやお好み焼きと違って、お店の人が丁寧に焼いてくれます♪ 焼いてくれたお兄さんは、さっきとは違う人。「常連さんですか?」 私「え?何で?初めてです・・東京もとい埼玉から来ました」 お兄さん「いやあ、ねぎお好み焼きは裏メニューで、表には出ていないのに注文されたから」 やった~!!さっきのお兄さんが親切にも裏メニューを教えてくれたんですね♪ 関東のお好み焼きと違って、粉が非常にゆるいですね、ちょっと『もんじゃ』風です。 さてさて、ねぎお好み焼きはどんな味??お醤油味のようです。 『うま~!』ねぎのとろみと粉の絡み具合が絶妙です。そしてとってもサッパリ。 さあさあ、次は焼きそばです。 お兄さん「麺を触ってみてください、硬いでしょう?」 ホント、ゴムみたい(失礼)。富士宮の味付けの秘密はイワシの削り節にあるそうです。 あと、ラードを絞った後の肉カスもポイントだそう。 関東風より味がさっぱりしているので、ちょっともの足りずもうひとつお好み焼きを注文。 今度はおばちゃんが焼いてくれました。 「この店の財産はこの鉄板だからね~、もう50年も使い込んでいるから油は少しで足りるのよ」 そうかぁ~、それでサッパリしているんですね。 まわりのお客さんは、焼きそばだけささっと食べて、すぐ出て行ってしまいます。 もしかしたら、焼きそばの味比べで、お店をハシゴしているのかな・・・その手もあるか。 我々は、すっかり『つぼ半』さんの居心地の良さにはまり、長居してしまいました。 ☆☆☆~☆ アトリエ3C+U建築設計事務所 代表 岡部千里 つぼ半 (焼きそば / 富士宮、西富士宮) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.29 13:42:59
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