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シェフの落書きノート

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2012.03.16
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カテゴリ:美味しいお話
先日、自家製 ブリオッシュとライ麦パンという記事を書きましたが。

えっ!?
ホームベーカリーで?
こだわるのやめたんですか?
…と聞かれて、なぜホームベーカリーを使いはじめたかを書きますね。

ホームベーカリーを使うことが逆に拘りですから…

ホームベーカリー、最近、特に流行っている感がありますが…
割とすごく昔からあったような気がします。
それだけ完成された究極の家電ともいえます。

パンというのは、こだわれば拘るほど難しいです ^^;

材料を変えただけも出来上がりは大きく変化しますし…
季節によっても変化します。

特に夏と冬とでは全く異なります。
なぜなら、湿度が高い夏は、小麦粉も多くの湿度を含むわけですね。
逆に乾燥している冬の小麦粉は湿度を含んでいないわけです。
夏と冬に同じ分量の水を加えれば、小麦粉のもっている水分の差があるわけなので出来上がりは違ってきますよね。

そして、パンは、酵母の発酵によって膨らむわけですから…
夏と冬とでは室内温度が変わるので発酵の仕方も変わってきます。

こねる、一次発酵、成型、二次発酵、焼き
…という手順で出来上がりますが、それぞれの工程で温度と湿度と時間を安定させなくてはなりません。

料理やデザートの仕込みをしながら、美味しいパンを普通に作るというのは不可能に近いことなのです。

パン屋さんは、パンを作りながら、お客様から注文をいただいて他の注文も作るなんてことはありません。
パン作りに集中できる環境の中でパンを作っているわけです。

レストランは、そうはいきません。
仕込みは、魚や肉、野菜の下ごしらえ、ソースなど色々。
オーダーを受けて提供している時間もあるので、パン作りに集中させられるスタッフと環境を用意しなければ美味しいパンを安定して焼き上げることができないのです。

パン作りのスタッフと環境を用意する=ホームベーカリー

これが僕がだした答えです。

2斤分のパンが数種あればコース料理にお出しするパンは間に合います。
もう1台のホームベーカリーがあれば、もっとバリエーションを増やすこともできます。
でも、バケット(フランスパン)は、やっぱりパン屋さんにはかなわないので買ってます。

ホームベーカリー
馬鹿にできませんよ~

今、家電のキッチン用品は、ものすご~く進化しています。
とにかくびっくりするものが沢山あります。
…って料理に興味のある人は知ってるかな...。

業務用のマシンは、とにかく高価なものが多いですが、家電は大量生産しているので安いです。
作れる量や耐久性は、やはり家庭用ですが、これも使い方次第です。

革命的なことが起こるかもしれませんよ~!





aura cucina italiana
〒160-0023
新宿区西新宿6-17-7 エクセル7ビル別館2F(地図





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Last updated  2023.10.16 00:47:48
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