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カテゴリ:道具
11月28日(火) 朝方降っていた雨が上がり、暖かい一日でした。 少し寒気が和らいだようです。 今日は3種の鳥の飛び方を書きます。 まずはユリカモメ。 飛行機に例えますと、戦闘機型。 コンパクトな身体にコンパクトな翼。 安定感やスピードにはやや欠けますが、機動力は抜群です。 横倒しで旋回なんて朝飯前です。 身体に比べて大きな尾羽が特長でしょう。 尾羽で巧みに舵取りをしているようです。 三者三様の姿。 翼の使い方が観察できます。 左下の子は、水面からその場で飛び上がろうとしています。 ほぼ垂直離水。 身軽ですね。 狭いエリアに、ごちゃごちゃと集まってきましたが激突することはありません。 ユリカモメの乱舞です。 ユリカモメは赤いくちばしと足が特長です。 くちばしの先端は黒くなっています。 さらには、目の後ろに●マークを着けていますね。 カモメの中では小柄なほうだと思います。 このカモメは、電線に止まったハトにぶつかりそうになりました。 余所見(よそみ)をしていたのでしょうか。 片足を縮めて避けていきます。 縮めた片足は、全く見えません。 何処にしまっているのでしょう。 不明です。 ハトは全く動かず。 画像では見にくいのですが、ユリカモメは振返ってハトの位置を確認しています。 通り抜けた後に、片足が出てきました。 肉眼では全く見えません。 カメラの目はすごいです。 次はアオサギです。 アオサギの翼は長いですね。 後ろ姿はミサゴと似ています。 ゆっくりと優雅に飛ぶことができます。 大きな体ですが、垂直離陸に近い飛び上がり方もできます。 しかしイメージとしては、足の力も使ってジャンプし、 その後直ちに、水平飛行に入るという感じですね。 これだけ大きな翼ですから、あまり狭い空間は得意ではありません。 河原や田圃など、開けた場所が好きなタイプです。 陸上に降りる時も、 ゆっくりと翼を動かし滑空しながらスーと降りてきて、ほぼその場に着地です。 体操選手で言えば、満点の着地姿勢ですね。 ハクチョウのような足ブレーキは必要ありません。 はい。 成功ですよ。 高得点が期待できますってところです。 最後はコブハクチョウです。 飛び上がる姿です。 それにしても、どれだけ助走するんでしょうか これでもスピードはかなり出ています。 しかしなかなか水面から離れられません。 向う岸まで走って行ってしまいそうな勢いですね。 コブハクチョウが飛び上がる姿は少々滑稽でもあります。 浮かび上がってしまえば、それなりに優雅ですが。 油断していると落ちます。 これ本当の話。 飛ぶのは大の苦手です。 身体の大きさと翼の大きさが、アンバランスなんです。 翼はとても大きいのですが、胴体が太すぎます。 尾羽も短いですね。 飛び上がっても高度が上がりません。 こんなことですから、渡りもできません。 身体が重い。 助走のスピードがたりないのかな。 浮かないぞ。 バタフライ泳法を練習中のちびっ子のようです。 もがいているが前に進みません。 はぁ疲れた。 飛ぶのは諦めよう。 コブハクチョウは、100%近く、ある程度水深のある水上か、岸辺にいます。 今までは、コハクチョウやオオハクチョウのような、 水が干上がった田圃にいる姿は見たことがありません。 涸沼の日記で書きました通り、 お散歩したりしていますが、ひどくたいへんそうですね。 何か特別な事情があったのでしょうか。 鳥たちもいろいろと環境に合わせて進化し、多様化してきました。 形態や食性、生活ぶりなど、それぞれに個性があって面白いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.29 03:48:24
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