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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2018.11.24
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カテゴリ:季節


11月24日(土)

昨日は、一日中穏やかな最高のお天気でした。
今日の早朝は雲が広がっていましたが、引き続き良いお天気になりました。


日記は渡良瀬渓谷の続きです。
お腹空いたの奥様は、お蕎麦が食べたいと言っております。
草木橋を渡ると、ちょうど正面にお蕎麦の幟が翻っています。

何だかできすぎですな。
お店の名前は喜龍苑。 中華料理店のような名前です。 まさか中華そば?

しかし、幟には十割そばとあります。
しかも、お店の外観は古民家風に見えます。 

日本蕎麦に間違いないと確信し突入です。





お店の中はこ小上りとテーブル席がゆったりと配置されています。
奥様と親爺は小上りを選択。 窓際にはカモをモチーフにした急須が置かれていました。

急須ではなくて、茶碗蒸しの入れ物かもしれませんね。





店内のインテリアや調度品は、なかなかのハイセンス。 レトロモダンで統一されています。

樵の道具なのでしょうか。 大きな鋸も飾られていました。
昔の人たちの体力は凄いですね。 全て人力で大きな樹を切り出していました。





注文したお品は、喜龍苑御膳と地鶏焼定食です。
喜龍苑御膳は十割蕎麦も付いています。 





これは喜龍苑御膳のお蕎麦以外の御膳。
小鉢が幾つも付いていて、とてもお値打ちのセットです。

天婦羅の葉っぱは金時草(キンジソウ)なのだそうです。

金時草はいくつか呼び名がありますが、加賀野菜としては金時草。
標準和名では水前寺菜(スイゼンジナ)です。

東南アジアが原産とされるキク科の多年草ですが、
元々、熊本県の水前寺地区の湧き水で栽培されたことから、
水前寺菜となったそうです。

葉っぱの表裏で色が異なるのが大きな特徴です。
表は緑色、裏は鮮やかな紫色です。

この紫色が金時芋、つまり薩摩芋に似ていることから、
加賀では金時草と呼ばれるようになりました。

南の国が原産ですから夏野菜です。
今年は最後の収穫であったかもしれませんね。

乾燥に弱く、日中の寒暖の差が大きいところが栽培敵地だそうです。
山間部には適した野菜のようです。

金時草は加賀野菜ですから、
当然のこととして、生産量は石川県が全国で一番多いのですが、
愛知県(式部草と呼ばれている)など、他県でもぼちぼち生産されています。

群馬県でも藤岡市などで栽培されているようですね。
とても香ばしくてぱりぱりしていて美味でした。

金時草には、アントシアニン、食物繊維、ギャバ、
更にはミネラル、ビタミンA、βカロテン等の栄養素が豊富に含まれていて、
視力維持効果、美肌効果、育毛効果、血糖値上昇抑制効果、肥満予防効果があるそうですよ。

たいへん勉強になりました。

他にはモミジの葉っぱもありました。 鮮やかな朱色がアクセント。
もちろん食することができます。

こちらもパリパリした食感で美味しくいただきました。






その他、お新香、お浸し、大根の梅酢、卵焼き、舞茸御飯。
何れも薄味にして、繊細な味付けでした。

そして十割蕎麦。  ボソボソかと思いきや、意外なことにもっちりしていました。





こちらは地鶏焼定食。
とてもボリュームがあります。  地鶏はふっくらと焼けています。

キノコ汁は良いお出汁が出ていました。

奥様とシェアして全てのお料理をいただきました。
外れは一つもありませんでした。  強いて言えば蕎麦汁がほんの僅かバツかなぁ。

やはり「陽志し」さんには敵いません。

とにかくご馳走さまでした。





お食事の後は、「道の駅富弘美術館」に寄ってみました。

全国でも珍しい美術館の道の駅。
この地の出身者で、世界的な画家であり詩人である、星野富弘さんの美術館がメイン会場なのです。

更に面白いことに美術館ゾーンと商業ゾーンが分かれていることです。
従って、美術館がある場所は落ち着いたとても良い雰囲気でした。

奥様のリクエストで寄り道します。




ところで、星野富弘という御仁をご存知でしょうか。

星野富弘さんは、群馬大学卒業後、高崎市の中学校の教師となります。
しかし24歳の時、
クラブ活動の指導中の事故で、頸髄を損傷し手足の自由を失ってしまいます。

群馬大学病院での入院生活は9年にも及びましたが、
2年目には筆を口に咥え絵を描き始めます。




退院する直前から作品展を開き、
その後は雑誌や新聞に詩画作品やエッセイを連載したり、
世界中で「花の詩画展」を開催したりして大活躍されています。




簡単に書きますとこのような御仁なのですが、
この「富弘美術館」、初期の作品から最近の作品まで多くの詩画が展示されています。




星野富弘さんの凄いところは、
両手足が動かなくても素晴らしい画家であることに加えて、
添えられた詩が、実に本質を捉えた言葉で綴られているところでしょう。




近くの栃木県足利市のご出身では、詩人・書家の相田みつおさんがいらっしゃいます。
カレンダーなどでお馴染の御仁ですね。

お二人の言葉は本当に心に沁みるものです。

まぁ、親爺の下手な言葉ではとてもご紹介できません。
実際にご覧になってくださいまし。





公式 website のアドレスは以下の通り。
http://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1390990788765/index.html

奥様は売店で絵葉書を購入していました。


サルビア・レウカンサ(アメジストセージ)の株の根元には、
リンドウのお花やトレニアのお花も咲いています。





これはトレニアのお花。
東南アジア原産の園芸種です。

和名では、ハナウリクサとかナツスミレ、ムラサキミゾホウズキと呼ばれています。





この道の駅は草木湖の畔にあり、遊歩道が設けられています。
そこをぶらぶら散策するのも、ストレス解消には持って来いですね。





美術館の周りには、
紅葉したモミジの樹が多数。 きれいです。





駐車場脇のイロハモミジ。
赤、黄、緑のグラデーションが見事です。 





この後、商業ゾーンを少し覗いて、家路を辿ることにしました。

帰り道は佐野IC手前で国道50号線と別れ、
栃木県道9号線、国道354号線などを通り、渡良瀬川、利根川沿いを東進します。

渋滞も無く、夕方には我が家に戻ります。 実に良き日でありました。








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Last updated  2018.11.25 19:04:56
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