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カテゴリ:ひとりごと
松下幸之助の「道をひらく」を読んでいる。
道をひらく 後輩に勧められて読んでいる。 読書の時間をわざわざ割くのは平日困難を極めるので、 基本的には移動中電車の中で読む。 この本は字が大きいので初めて見たときは「詩集?」かと思った。 大きい文字が故、そんなに集中しなくても読める。 バックミュージックをミスチルで、 目の前は松下幸之助で、移動する。 ミスチルはHOME。 「思い悩む」 人間は神さまではないのだから、何もかもが見通しで、 何もかもが思いのままで、悩みもなければ憂いもない、 そんな具合にはゆかないものである。 悩みもすれば憂いもする。迷いもする。 わからん、わからん、どうにも判断がつかん、 どうにも決心がつかん、そんなことが日常しばしば起こってくる。 碁ならば、わからんままに石を打っても、 別に人に迷惑をかけるわけではないけれど、 人と人とがたがいに密接なつながりをもつこの世の中で、 わからんわからんと思い悩んだままで仕事をすすめたら、 どんでもない迷惑を人に与えてしまう。 わからなければ、人に聞くことである。 己のカラにとじこもらないで、 素直に謙虚に人の教えに耳を傾けることである。 それがどんな意見であっても、求める心が切ならば、 そのなかから、おのずから得るものがあるはずである。 おたがいに、思い悩み、迷い憂えることを恥じるよりも、 いつまでも己のカラにとじこもって、 人の教えを乞わないことを恥じたいと思うのである。 とまあ、こんなことが何項目も並んでいる。 どのページを読んでも「そうだよねがんばらなきゃ」 と思える言葉ばかり。 まだ半分も読んでないけどこの後も心に響く言葉がたくさんあるのだろう。 この本を読んでいると、ふと見上げた夕日がキレイで、 でも誰も伝える人がいないもどかしさを感じる。 疲れているからか。 元気なときに読んだらこの本はどう映るんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月09日 00時46分51秒
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