|
カテゴリ:ひとりごと
心底理解していないと、ものごとは説明できない。
説明できない事や物、世の中に意外と多くないですか? 私は多いです。(きっぱり。) 「エレベーターって何?」 て聞かれたら 「指定した階まで運んでくれる機械」 ってちゃんと言える。 小さい頃から見ていて体験しているものは きちんと「理解している」。 エレベーターレベルで理解していないと何事も説明し通せない。 相手が納得してくれない。 エレベーターレベルで納得していない場合 そのまま会話を進めてしまうと、 さらに曖昧な日本語が上塗りされて そこに「何となくの会話」が出来上がる。 何となくの会話は、何となく成り立ってるけど お互いの認識を突き詰めてみると そこには差異が発生しているはずだ。 だって話している本人が分かってないんだもん。 話聞いている人が全く同じこと考えている確率のが低いに決まってる。 よくある例が、仕事場で飛び交うカタカナ。 例えばうちの会社に於ける「グロス」という言葉。 代理店が絡むお仕事の場合は 「グロスを含む」=「代理店手数料を含む」 という意味だけど、代理店関係なく仕事をしている部署の場合 「グロスが大きいから値引いていいよ」=「金額が大きいから値引いていいよ」 という意味になる。 ちなみにグロスの本来の意味はコチラ。 業界や、会社の常識によって意味が異なるカタカナ言葉。 わが社に於ける「グロス」に共通しているのはお金に関係しているということ。 お金関係という雰囲気はつかめる為、わかった気になることが可能。 これでは同じ理解で話を進めることはかなり難しいと思った方がよさそうだ。 特に会議のような公式の場で、連発して使うべきではない。 一つ使うたびに一人理解できていなかったら、こりゃもう大変だ。 最初っから日本人向けにカタカナを日本語に直してしゃべったほうがいい。 外向けの営業の時はなるべく皆噛み砕いて話すのに 営業じゃなくなると途端にカタカナを使いだすところが なんだか恥ずかしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ひとりごと] カテゴリの最新記事
|