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食事をするときに「いただきます」と言うのは、
食べるものを「もらう」からではなく、 食材となってくれた動植物の命をいただくから。 その命を育ててくれた自然や人のありがたみをいただくから。 食事を作ってくれた人の心と手間暇をいただくから。 そう思って「いただきます!」と言って食べていた私ですが、 今年になってから、手を合わせるとともに 「食材となったみなさま、私の血肉となってくださって、 ありがとうございます!」 と目をつぶって、頭でなむなむ唱えるようにまでなったのには、 理由があります。 それは、いつもは読まないような本をと、 図書館を物色していたとき見つけた、 たつみや章さんという作家が書かれた 『月神の統べる森で』 から始まる四部作と、外伝からなる児童小説を読んだからです。 表紙イラストが、東逸子さんという、私が学生時代大好きで、 よくイラスト集を見ていたイラストレーターさんなのに魅かれて 手に取ったのですが、これが面白い! 場所は日本。ときは縄文と弥生が交差するとき。 自然を大切にし、狩猟採取で生活している縄文人の少年と、 自然を切り拓き、稲作をしている弥生人の少年を軸に 話は展開するのですが、読みはじめたら止まらないですよ~^^。 主人公ポイシュマは縄文人。 自然すべてに命と神が宿っていることを知り、 木や草や実を採るときも、必要なだけ、 そして挨拶をしてから採る。 動物を狩るときも敬意を払う。 たくさん受け取ったときには、 礼として、心を込めて木を削って作った飾りを捧げる・・・。 自然すべてを「畏(おそ)れ、敬う」という気持ちがあるんですね。 生きるためには、食べなければいけません。 着るものも必要です。 現在では、お金を払えばコンビニやスーパーで すべてがそろいます。 だから、「お金はすごい」と思っている子供も いるかもしれません。 けれど、食べるものも着るものも、 生きるのに必要なものは、 すべて、地球から自然からいただいているもの、 なんですよね。 だから、「自然はすごい」と、 感謝する気持ちも畏れ敬う気持ちも しぜんとわいてくるのです。 農家の方が朝日を見て拝む、というのも、 太陽の恵みあってこその生活、命ということを 実感しているからこそでしょう。 「見えないものに、命や神が宿っている」ということを、 お話ではさまざまなエピソードから教えてくれます。 また、たつみやさんは、現代の少年を主人公とした 『ぼくの・稲荷山戦記』『夜の神話』『水の伝説』といった作品でも、 「自然に神が宿る」といったことを伝えてくれます。 とくに『夜の神話』は、 原発の暴発がキーエピソードとなっているので、興味深いです。 お子さんの夏休みの図書感想文にもぜひ!(笑) みんな、素敵な作品ですよ~^^。 ☆お知らせです お友達のセラピスト、野口みずほさんの1dayセミナーが開催されます! セラピストの方も、セラピスト志望の方にもオススメですよ!^^ 「行列サロンの作り方・実践1dayセミナー」 日 時:9/11(日) 10:00~17:00 (9:40開場) 場 所:かながわ県民センター 会議室 404 定 員:24名 参加費:15,000円 (酵素玄米の手作り弁当付き) 詳細・お申込はコチラ! ついでに?(笑)こちらも! 8月20日(土)19:00~、「グリーン・アース・プロジェクト」のチャリティ講演会で講師をいたします!^^ 『「喜び」と「怖れ」の法則』を豊かさに生かし、波動の高い人になる お話をさせていただきますよ。 参加費は2000円。収益は全額寄付されます。 ぜひどうぞ~^^。 詳細・お申込ははコチラ! 「自然、素晴らしい!」と思われた方は、押してみてくださ~い!↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月18日 09時19分36秒
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