みなさま、ようやくセミナー応募開始の準備が整いました! 今回は、スピリチュアル心理学講座基礎(今までの講座です。)に加え、多くの方の要望にお応えし、中級講座も設けました!
さて、名前が示すように通常の心理学と少し違い、スピリチュアル心理学は、私たちは魂の存在であるという視点から、私たちの心(エゴ)のしくみを見ていきます。この視点が入ることで、エゴの心理、とくに潜在意識の作用が、通常の心理学よりも深いレベルで見えてくるとも密かに自負しております。
そして、カウンセラーとしての経験から、この視点が入ることでクライアントさんに深いレベルで真の変化が起こせることも常々実感しています。
また、例えば、そもそも不安ってどこから生まれてくるの? そりなりに良い生活をしているのに、なにか物足りないのはなぜ? 私はどうしてこんなに苦しいの? 私みたいに環境的に不利な人間が幸せになれるの?などなどといった問いから、恋愛がうまくいない、人間関係でいつも苦労している、嫌な人が周囲に多い、親子関係で悩んでいるなどなど、私たちの日常に起きる悩みにもばっちり答えてくれます。
そしてまた、スピリチュアルな視点が加わることで、心のしくみを知るだけでなく、生きる指針にもなり、人生のあらゆる点で役立っています。これを知らなかった昔の自分のことを思うと、それなりに生きていたことが奇跡に思えるぐらいです。講座の感想として多いのは、「これをみんなが知ったら、社会はずいぶん生きやすくなるのに」というものですが、私もまったく同感です。
で、中級講座では、基礎講座でやる心の抑圧のしくみを少し細かく見ていきます。また、ブログで何度も書いておりますが、私たちが真に楽になるには、潜在意識のレベルからワークすることが大切ですね。
潜在意識とは、言い換えれば「自分がまったく気がついていない思い」のことです。ですから、普通に考えをめぐらしていても決して見えてきません。潜在意識にアクセスツールはいろいろありますが、中級講座では、「潜在意識にアクセスする問いかけ」をやります。
この問いかけを自分にすることで、自分が気がついていなかった思いにだいぶアクセスできるようになります。私たちが一番混乱し、苦しさを感じるのは、意識レベルでぐるぐるしているときです。私たちの思いは、何層にもなっていますが、意識のレベルから一つ一つ潜在意識の中に入っていくたびに、少しづつ混乱が減り、また苦しさも減っていきます。
ブログのコメントなどを読ませて頂いていても、意識レベルでさまよっていて苦しそうだなぁという方はけっこういらっしゃいます。前回の記事にも書きましたが、2011年、潜在意識の思いが浮上してくる年だそうです。心のしくみを知っていれば、きっと乗り越えやすくなるでしょう。ということで、皆さんのご参加をお待ちしています!
さて、ではいつも通り、記事に戻ります。今回もコメントにお返事させてください。コメントありがとうございます!
<前半部分省略>
私達は子供で,反論しなかったから,我慢を強いられ,不満をわめき立てる祖父には黙らせるために服従し続け,その押さえ込まれた私達の感情が大人になってから様々な形で弊害を現してきて。母にしてみれば,長らく介護に耐えた揚句が子供達の異常…。可哀相ですが,私達を犠牲にすることにした母の心がよくわからずにいます。必死だったのでしょうけど,子供達の人生を闇の中にしてしまったのは,よくわからないのです。母のせいにしているだけで,私達が愚かなだけたのでしょうか?
前半部分を省略してしまいましたので、ちょっと分かりにくいかもしれません。しかし、このコメントを取り上げさせて頂いた理由は、カウンセリングをしていると、現在の問題は育った環境が原因ということが見えてきます。
そうすると、多くの場合「親批判」がはじまってしまうわけです。当然の心の流れですので、そこであまり自分を批判する必要はありませんが、ただ、そこに留まっていると苦しいばかりで先に進めませんね。ここで英語ですが、あるサイトからの文章を引用させてください。
「I believe that our background and circumstances may have influenced who we are, but we are responsible for who we became」
「私たちの育った背景や環境が、現在の自分に影響を与えているかもしれないが、自分がどんな人になるかは、自分の責任である」
あるイギリス人の友人は、日常的に両親から肉体の暴力がある家庭で育ちました。内側に怒りをためまくった青年になった彼は、ある日思ったそうです。「自分はもっとも冷酷なかたちで人を殺すことがきるだろう」でも、「自分は、良い人になることもできるのだ」と。そして、そのとき彼は良い人になることを選択したそうです。
世の中には、不条理なことも多く、相手が一方的に悪いこともあるでしょう。そんなとき、たいてい私たちは「なぜ?」という問いかけをします。「なぜあの人はそんなことをするのだ」「なぜこんなことが起きるのか?」「なぜ私なの?」などなど。
誰もがすることではありますが、この「なぜ?」(Why?) という問いかけをしている時間だけ、私たちは苦しみの中に滞在することになりますです。ので、もし、苦しみから抜け出したいのであれば、「そして自分はどんな (How?)人になりたいのか」という問いにしてみると良いかもしれません
環境の犠牲者の自分から私たちが抜け出すことができたとき、私たちが得るものは、計り知れなく大きいものでしょう。きっとそのときになれば、おそらく自分の過去に感謝の思いも自然と出てくるに違いありません。
簡単な旅ではありませんが、価値ある旅です。ということで、旅の始めの一歩として、ぜひスピリチュアル心理学講座を受けてみてくださいね!(おぉ、我ながらまるくまとまった!!)
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