紹介文
「青い海と空」「楽園」というイメージと、失業率日本一・県民所得最低という現実が交錯する沖縄県。重度の沖縄中毒に感染した妻に連れられ、那覇市内に移住した著者は、観光客には未知のディープな日常に出会うことになる。台風の過ごし方、弁当の盛り付け、大衆食堂や風水占い、オバァ事情など、「カルチャーショックの宝庫」の素顔がここにある。
沖縄が好きで移住してしまうくらい好きな人を
”劇症沖縄病”と言うそうですがワタシもかなり気に入りました、沖縄。
もともとオーストラリアでのホリデーが終わったら実家の北国へは帰らないで
沖縄あたりで暮らそうかと思っていたくらいで。
その時点では沖縄へ行ったこともなかったのに、”沖縄”ってなにか惹かれるものが
あったんですよね~。
やっぱり大きなポイントは
”暖かい”ってことでしょうか、ワタシにとっては。
オーストラリアもあったかいと思ってきたんですがシドニーは思ったより冬が寒くて
だまされた!!
ダレに?
って感じですが、それでも実家よりはか~な~り暖かなんですよね。
だって雪降らないもん。
話は戻って沖縄ですが。
今年初めて行ってやっぱり大好き
になりました。
たった4日間だったんですけどね。
もともと海外旅行も東南アジア大好きなワタシですがあのむわっとした南国の
湿った空気や
”何か居そう”な雰囲気。
物の怪とか精霊とか。
いいですね~。
細胞が大きく伸び
をするような感じがします。
そんな沖縄に惹かれる人はたくさんいるらしく著者の奥様が移住を決意され
移住してみて中から見た沖縄のエピソードが描かれています。
一度行ったからか身近に感じられ楽しく読みました。
印象的だったのは南国ならどこでも送なのか、時間にルーズ、おおらかな人々。
南国に共通なのかしら??
ここにもあります。
オージータイムと呼んでいますが。
まったく時間通りにコトが進むことがまずなし。
最近は大分なれましたが。
この
おおらかさとか
いいかげんさはやっぱり暖かな風土がはぐくんだものでしょうね。
お金がなくても野宿できるし、食べるものはバナナでも食べていれば・・
っていう風土で培われた
のほほんDNA。
北国
の人間にはないものです。
北国では野宿したら
死にますから。
常に冬に備えて蓄えることを考えなくてはいけない北国DNAを持つ
ワタシはこの南国DNA実はとてもうらやましい。
こ~ゆ~風に生きられたら人生楽だろうなぁと
相方を見ていつも思います。