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カテゴリ:釣り散歩
リールの修理について購入店に問い合わせたところ、アブの場合は修理代がUSER'S CARDがあれば3割引きになるという事を知りました。
家電製品ならば1年保証で無料修理とかあるから、そんなのにならないかと思ったのですが、そう甘くはなかったようです。 ということは、実質初期不良のものを交換などしてくれる場合くらいしか無料という事はないという事なんですね・・・。 しかし少し使ってみて故障が発覚する場合もあるだろうし・・・購入したら早々に使ってみて動作確認しておかないと買ったままおいておいて、数か月後いざ使ってみたら不良品だったでは自己負担になる部分もあるってことですもんね・・・釣り具恐るべし!です。ww 特価品を購入したので、メーカーに技術料とか払ったら、購入金額くらいになりそうなので、今回は自力修理ですかね?www 予想が当たっていれば、たぶんパーツのギア潰れてるとかだと思いますが・・・うまく部品交換で済めばいいですが、同じ材質のパーツに交換してもまた同じような症状が出そうな気もするので、部品代によってでしょうかね。 どの道2500~3000番程度のリールは買わないとダメですね。それも早々に買わないとおいしいとされる秋シーバスを逃がしてしまいますね・・・トホホ。 というところで、リールの中がどうなってるか気になって、分解してみました。 結果は・・・・ギアを固定するネジが緩み、ギアがうまく回転しなくなって、スプールを上下させる力が全く伝わらなかったという感じです。外れてはいなかったが、ハンドルを回しても力を伝えるギアが傾いていて、役立たずだった訳です。 結果的にはかなり分解してしまいましたが、今回のトラブルはスプール側の分解をしなくても済むパターンだったようです。 検索してもRAYREXの分解についての記事が無かったので、手順までは記録できませんでしたが、ざっと記録しておきます。同じ症状であれば後遺症(後で書きます)は残ってもとりあえず使えるようになるかもです。 私はスプールを外し、スプールの軸になるシャフト周りから分解していったのですが、このあたりはパーツリストなどでも分かると思いますので省略しておきます。 また、スプール側から分解すると、樹脂パーツと円柱状の金属(ベアリング的なものだと思います)があり、グリスで貼り付けながら組まないと、ポロポロとその金属パーツが落下して作業が進まなくなると思うので、グリスなどない人がばらしてしまうと涙が止まらなくなる恐れがありますので気を付けてください。 くりかえし言いますが、今回私が陥ったトラブルは異音を伴い、気づくとスプールが上下しなくなり、同じところにラインが巻かれるというスピニングリールにとって「終了」と同じような状況です。 私はその面倒なパーツもバラしてしまったのですが、アブ純正グリスを使っているので、何の躊躇も無くそんな小さなパーツもグリスで落ちない様にしつつ、スムーズに作業できました。 結果的にそちら側の分解は必要なかったのですが、グリスアップなどついでにしておきました。 で、メインの緩み部分を確認するには、ルアーBODYのカバー部分を外さないといけません。 それは3本のネジで取り外す事ができます。 カバーはこの部分。 ネジ1 ネジ2と3 これらを外すとこんな感じになります。 赤〇の中をご覧ください。ネジが緩んで浮いてきているのが分かるかと思います。これだけ緩んでいるとかなりギアが傾きます。 締めるにはどうしたらいいのかかなり悩みました、一応+ネジの頭が見えるのですが、特殊なL字みたいなドライバでもない限りこれを絞め込む事は不可能です。 そこでそのパーツ自体を丸っと外せるのではないか?と思い、裏側を見ると、3本ネジを外せば何か見えるかもしれない・・・と、外してみる。 青〇3個外すとその下にカバーがあり、それを外すと、緩んでいるネジの先がマイナスドライバで扱えるように切り込みが入っていた。(赤〇) それを反時計回りに回すと絞め込む事ができたはずです。あまり強く絞め込むのも怖いので、軽くキュッと絞めて締めた事としますw。 浮いている状態との差はかなりありますね。1mm以上浮いていた感じでしょうか。 結果的にはその樹脂カバーを外す為にネジ3本外して、ハンドル軸部分のカバーを外すために3本ネジ外す事で、裏側からギアを抑えているネジを締め直す事で直ったわけですから、全く同じ症状であればこれだけで直る可能性は無くも無いけれど・・・いつものお約束ですが、あまり作業に自信の無い方は自分でやらずに修理に出す事をおすすめします。 どうせもう修理にも出すつもりないし、やるだけやってみよう!という人は放っておいても使いものにならないのだから、やっちゃえ!というのもアリかと思いますが、「自己責任」でお願いします。w そして、先に書いた「後遺症」についてですが、おかしいぞ?と思った時に、コツンとかカチンとかそんなギアと何かが当たるような音と手応えがありましたが、そういう時にギアに傷でもついたのか?ハンドルを回していると、途中でコツコツと引っかかるというかあたる部分がある様です。 少し使っていればアタリが出てきいならなくなるかもしれませんが、恐らくそんな傾いたギアに対してガッツリ力入れて回していた事で、ギアに傷が着いたものだと思います。 前回書いたBLACKMAXの様なギア削れの可能性もありましたが、金属片などの大きな削れや欠けなどは確認できませんした。一応使えるとは思いますが、若干その軽い引っかかりみたいなものが気になるかどうか?等も考えると気持ち良く巻けるリールが有った方がいいかな?とも考えています。 でもまぁ~メーカーに修理出せば2~3千円って事はなさそうだし、安いリールならば、セール品の場合は購入額を超えてしまう事もありそうですから、かなり考えてしまいますよね。 仮に分解して部品交換の必要があると分かれば、それだけを注文すれば直す可能性もあるでしょうけど、これじゃない!あれでもないか・・・と色々交換していたら結構いい値段になってしまった・・・なんて事もあるでしょうから、釣り具の修理ってのは大変ですね。 ちなみに今回は分解や組み立てについてはあまり心配も無かったのですが、組んでいる最中に1本ネジが逃走しましてw それを時間かけて探していたのですが、見つかりそうも無かったのでホームセンター行って見つけてきました。ついでにランディングネットのイモネジなども探してみましたが、サイズが合う物が無くそちらは見つかりませんでした。 最後に再度確認しておきますが、同じ症状であれば、ボディカバーを外す為に3本、円形の樹脂カバーを外す為に3本、そのあとネジ裏のカバーを外せば(円形パーツのネジと共用なので既に外せる状態になっている)精密マイナスドライバーで絞める事ができます。 自分の為に組み直しする時用に写真を撮ったものを、貼っているので、手順を追っているものでは無いので分かりにくいかも知れませんが、自分用の記録ではありますが、参考になれば幸いです。 ここまで分解して、中身のグリスアップもしたので、ついでに、ラインローラーの分解洗浄後のグリスアップと、ドラグオイルのメンテをしました。気づけばかなり気合の入ったメンテになってしまいました。w RAYREX3000 分解 スプール 上下しない 裏から締める お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.27 18:22:15
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