ベックノココロ

青の洞窟。

イタリアのナポリから南にフェリーで約1時間15分。カプリ島にあります。

一緒のツアーの方のほとんどがこの青の洞窟が目的だったようです。

中には2回目のチャレンジの人もいました。（新婚旅行なので見れれば良かったのだけど…）

　カプリ島の海岸

青の洞窟に入るのに6月と7月の午前中が一番いい時期だと聞いていました。

写真からもわかるように天気もよく絶好の日に来たように見えます。

なのに「今日は波が高く中止です」という説明。

「え？なんで？これが目的だったのに！！！」とみんなが落胆。

そこで添乗員さんが「一応、青の洞窟の入り口まで行ってみましょう」という事で、

小船に乗り換えて15名ほどしか乗れない船に乗り洞窟へ行きました。

　青の洞窟に向かう小船中から

ひょえ～！本当に波が高い。っていうか荒れてる。

まるでリフティングツアーに来たように船が上下し、波しぶきが顔にあたってきます。

リフティングの方がまだましです。だってつかまる所があるし…。

この小船にはつかまる所がないので、私はころがってしまいました。

酔い止め飲んでいて正解。

　青の洞窟入り口

写真の真中あたりに海に下りてるハシゴのようなものが見えますか？

その横（写真に向かって左側）に洞窟に入る入り口があります。

洞窟に入れる時は2ｍ位は開いてるそうですが、この日は見た目10センチ位しか開いてません。

これは無理だ………。

無理なのを見せるリフティングツアーだったようです。

カプリ島に宿泊してのんびり洞窟に入れる日を待つのが一番かもしれません。

　リフトからの景色

予定は変更され、カプリ島の高台に登りウンベルト1世広場で休憩。

私達は往復6ユーロ（1ユーロはざっくり150円くらいで換算）のリフトでさらに高台をめざしました。

片道は約15分。足元には人家の屋根が並んでます。

白く見えるのはカプリ島の家々です。

　ソローラ山から

リフトで登った山頂はそんなに広くなく、ただパノラマを楽しむ場所になってます。

こんなに高い所に登ってきたのに、“海の透明さがわかる”んです。

やっぱり太平洋とは違うなぁ。

今度はいつ青の洞窟に行けるんだろう…。

これが旅のおもしろいところなんでしょう。