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娘に語る祖国 価格：580円（税込、送料別）

【送料無料】娘に語る祖国（『満州駅伝』-従軍慰安婦編） [ つかこうへい ] 価格：980円（税込、送料込）

つかこうへい氏が在日韓国人二世の立場から、彼が愛してやまないお嬢さんに、祖国を、日本との歴史を、そして従軍慰安婦について、正直に分かりやすく語っているので読みやすい。

在日韓国人が日本で差別され、韓国でも「半分日本人」と苛められる悲しさ。

慰安婦の４割は日本人であったこと。慰安婦は性奴隷ではなく、食い詰めた女性達にとってかなり割の良い商売であったこと。

情を通わして、かけおち、心中までした慰安婦と兵隊が居たことなどを知り、マスコミが取り上げるのは一部分の事実だと思いました。

つか氏のお父さんの「しかたないだろう、戦争に弱かったんだから。」の言葉が本質を突いています。

あの頃は慰安婦だけではなく、農家の三男坊、四男坊の二等兵も、特攻に行った兵隊も、疎開した小学生も、一家の主を取られた家族も、みんな悲惨だった。

この悲しさを思い起こして、同じ事が起こらないように力を尽くすしかないのではないですか。

７０年前の、お祖父さんがヤッタかも知れない事をいつまでも持ち出す人とは友達になれそうにないです。