テーマ:本と出版について(527)
カテゴリ:出版業界あれこれ話
今日のNHKクローズアップ現代 は「ランキング依存が止まらない~出版不況の裏側~」。
確かに、年に本を1~3冊しか買わない人だと、ハズレをつかむとダメージが大きいから、気持ちは分からないでもない。 宗教書以外であれば、ランキング1位の本を買っておけばとりあえず世間の流行についていける安心感はあるのかもしれない。売り上げランキングに入るくらいだから、そうでない本より面白い可能性は高いだろう。 ちなみに私の場合、ランキングを見て本を買ったことはここ数年、ほとんどない。 書店をながめて自分が面白そうと思った本か、ブログやネット仲間が紹介した本を買うことが多い。買った本がたまたま後日ランキング上位に入ることはあっても。 もうちょっと自分のカンを信じられるようになろうよ、と思う。 ランキング<<だけ>>見て本を選んだのでは、その他大勢から一歩ぬきんでることはまず不可能だからだ。 ただ、 加速成功の本にもあるように、自分の中にカンをつくろうと思えば、ある時期、収入の1/4を本代に費やすくらいの覚悟が必要かもしれない。 さらにレベルアップして、「著者」になろうと思えば、相当の読書量と、相当の勉強と、出版人との交流が必要になる。 しかも、出版業界人でない場合、なかなかそのような機会はすくないもの。 こちらは、その数少ないイベントの1つです。参加費が安いのもうれしいところ。 私も、父の具合次第ですが行く予定です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★テーマは「新書」に決定★ 6月22日(日) 第13回ライターズネットワークシンポジウム 大賞授賞式・懇親会を開催 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今新書がすごい! 書店の新書の棚は、出版界の縮図を見るよう。かつての教養主義は岩波新書でさえも消滅し、百花繚乱の戦国時代といえます。 そこでライターズネットワークでは、新書から見る光と影を検証すべく2008年のテーマを設定。 編集者と新書の著作を持つ作家(ライターズネットワーク会員)をパネラーに、新書を生み出す現場で今何が起こっているのか、どのような著者が、テーマが求められているのかを、当会の副代表が聞き出します。 ライターに、エディターに、そしてメディアに関 わるすべての人を対象としたシンポジウムです。 ◆2008シンポジウム概要 【テーマ】 「新書戦国時代! 今求められる著者とテーマとは」 【パネラー】五十音順 ●作家 久我羅内(勝利)氏 『知の分類史』(中公新書ラクレ) 『なぜあの人はモテるのか?』(ソフトバンク新書)ほか ●PHP研究所新書出版部 横田紀彦氏 『女性の品格』などを 担当 ●文春新書編集部次長 和賀正樹氏 【司 会】 ●藤岡比左志氏(本会副代表。ダイヤモンドビッグ社専務取締役) 【日 時】 日時:2008年6月22日午後1時~5時 会場:日本出版クラブ会館(東京・神楽坂) 【お申し込み】 こちら(ライターズネットワーク公式サイトへ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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