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カテゴリ:シンギュラリティ
「電脳進化論」 ギガ・テラ・ペタ
立花隆 1993/2 朝日新聞社 出版されたのが世界的にインターネットが開花する以前である1993年。スーパーコンピュータを中心に論旨が展開する。立花隆のようなライターにだけ許されるような、カラー挿画やイラストがたくさんあって、非常にワクワクするような本。僕が読んだのは1996年12月にでた第3刷だが、かなり売れた本だったのだろう。このあと、立花隆は1997年12月に「インターネットはグローバル・ブレイン」を出す。こちらは、出版当時すぐ私も手にいれて読んだ。 私は、80年はじめのマイコンブームからコンピュータの展開する世界にには魅せられてきたが、あのまま世の中がコンピュータから、スーパーコンピュータへと展開していくなら、とてもとても手の届かない世界として、あきらめるしかなかっただろうと思う。この本のでた1993年当時もワープロやパソコンをもってはいたが、ハードディスクすらついておらず、電話線でたまに通話料金を気にしながらパソコン通信をやる程度だった。 1995年のインターネット爆発から、著者も、いままでのスーパーコンピュータ依存から、一気にインターネットへと視点を変換していった。そういった意味では、この「電脳進化論」はちょうど端境期に存在した記念碑的一冊と言えるかもしれない。 我が瞑想会のパートナーP君は、某国立大に3台しかないというスーパーコンピュータの保守管理をしているSEだ。ときおり、時間をみつけては、その世界のことを聞いてみるのだが、シロートの私にはそこでどんなことが行なわれているのか、想像もできないが、パソコンなら私にもイメージができそうだ。しかもそのパソコンがネットワークして「グローバル・ブレイン」となるというのだから、凄い。 2001年頃になると「立花隆先生、かなりヘンですよ」なんて本もでてきて、その「知的巨人」ぶりにややかげりがでてくるのだが、私などは立花隆的とんちんかんな楽観主義には実は多いに手を叩いていたほうだ。今後も私はシロート的悲しさで、あちこちの袋小路に入り込むことが多いことだろう。 科学者が絶対正しい、ってこともない。哲学者だけしかいけないって世界もないはずだ。瞑想者であるがゆえに理解されない個的な理解ってこともあるだろう。今後も試行錯誤しながらも、一人の地球人としてのスピリット探求は続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.04 21:24:58
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