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カテゴリ:ブッダ達の心理学1.0
「ブッダは何を教えたのか」 人生の智慧、 自分らしく生きるヒント ひろ さちや 2006/1 日本文芸社 1936年生まれで現在70歳。ペンネームの由来は、ギリシア語で愛するを意味するPhilo(フィロ)と、サンスクリット語で真理を意味するsatiya(サティヤ)の造語である、とのことである。なるほど。本名は増原良彦といわれると、ちょっと距離感を感じるが、ひろさちや、という名前だと、とても身近に感じるから不思議だ。 この人70年代末から自著の中でOshoを紹介してきている。この方の説かれる仏教は奥は深いのだが、とても身近なものとして感じることができる。なぜだろう。ゴータマ・ブッタのライフストーリーなどは、桃太郎やかぐや姫の話に似て、何度も何度も繰り返し聞いても面白いものだ。飽きるということを知らない。聞くたびに新しい聞きかたができる。 著者の説くブッタ像も、何度も聞いているのだが、ついつい聞いてしまう。それは、こちらが気づかない程度にブッタ像というものを、すこしづつ時代や聞く人々に合わせて変化させているからではないだろうか。時事的なテーマがあまりでてこないので、ふと超時間的世界を遊ぶことになりがちだが、著者がこの本を書いている時点で、福知山線脱線事故などが背景でおきている。 著者は「がんばらない」生き方を説く。あるいは、辟支仏(びゃくしぶつ=プラティエーカ・ブッダ)にならないことを説く。そして、このやさしい雰囲気のなかで、著者は言うべきことははっきりと言う。 また、仏教には「不殺生戒」があります。生きとし生きるものを殺すな! 仏教はそう教えているのです。 だから、仏教者であれば、日本が憲法を改悪して軍隊を持つことに反対すべきです。自衛権だって許されません。ましてや自衛隊のイラク派兵なんて、ゴータマ・ブッタの教えによるととんでもない暴挙です。 でも、そう言えば、日本を軍事大国にしたい政治家から必ず反論がされます。軍備がなければ外国からの侵略を受ける。侵略されないためには軍隊が必要だ、と。 わたしは政治のことはよくわかりませんが、政治家のなすべきまず第一の仕事は、侵略されない国をつくること、そういう外交をすることではないでしょうか。一般の家庭でも、泥棒に入られないように努力すべきであって、入って来た泥棒を殺すことは二の次でしょう。 だから、日本の政治家がすべきことは、平和憲法にそった平和な日本をつくることであったはずですが、政権党であった自民党は平和憲法を骨抜きにする方向の政治ばかりやてきました。わたしはそういう自民党に怒りを覚えます。p230 非戦を旨とする地球人スピリットを探求しようというこのブログにおいては、このひろさちやの言葉をしっかり明記しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.10 18:18:15
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