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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.05.22
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「かけがえのない人間」
上田紀行 2008/03 講談社 新書 245p
Vol.2 No.0084 ★★☆☆☆

 2008/03発行だから、
上田紀行最新の一冊か。前半は、あいかわらずの上田ボヤキ節。特徴的なのは後半の自己開示の部分。文化人類学者が、自らをケーススタディのサンプルとして献体している感じ。下品とまでは言わないが、決して上品な趣味とは言えない。

 この本で私が伝えたいこと、それは私たち一人ひとりは誰もがかけがえのない存在だということです。p9

 という出だしはそれでかまわないが、

 私はそうした硬直した左翼には、かなり前から見切りをつけてしまった人間です。p79

 と、前言とまったく矛盾するボヤキ節が延々と続く。まるで左翼は「かけがえのない人間」ではないような「使い捨て」感覚。麻原集団にはあれほどの救いの手を伸ばすのに、左翼にはこの方、ことのほか手厳しいようだ。ご自身の体験のトラウマがなせるわざか。ダライラマとの対談が何度も引用されるが、その対談は何度も使いまわしできる便利なネタ箱にされているような感じだ。商売の道具にしている。

 著者自身のキャラクラターに関心のあるむきには興味深い一冊だろうが、他の読者にとっては、この一冊を最後にこの著者から離れてしまうのではないだろうか。タイトルがあまりに偽善的だなぁ。

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Last updated  2008.05.22 09:11:35
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