神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
（ロ-マ人への手紙 8:28）
誰もが計画をもって行動をしています。
中には、何の計画もなくその場任せで行動する人もいるかもしれませんが。
そうなると時間のロス、お金のロス、さらに行く方向など定まっていませんから、これは切れた凧と同じあっちへ流れ、こっちへ流れと漂流するようなものです。
人にとって計画は大切です。
私たちがプランを持って日々の生活を歩むように、私たちの父なる神様もこの歴史に計画を持っておられます。
そしてあなたの人生においても、素晴らしい人生の計画をもっておられます。
その計画は、あなただけに恩恵を与える自己中心的な計画ではなく、多くの人々にも恩恵を与えることのできる、大きな視点で言えば、歴史上において人類への恩恵をもたらすような壮大な計画であると言うことです。
「万事が益となるように｣とはそういう意味です。
たとえミスを犯そうと、悪意が入ろうと、全能なる父は、すべてのことを良い方向へと変えていかれることができます。
時として私たちの考え方や計画が、うまくいかないとき、自分の無能さを嘆きます。なんと自分は、力足らずなのかと自分に失望します。
完ぺき主義の人ほど、いったん自分への自信を失うとき、立つことのできないほど、打ちのめされます。
そして自暴自棄になり、自分をいじめ、自分を傷つけます。
自分の完璧さを愛していたのであり、自分を愛していたのではありません。
全能の愛の神は、私たちが完全であるから、愛しているのではなく、ありのままの弱い存在、うそつきの、自己中心的な、罪深い私たちをそのまま愛し、それらすべてを神の愛によって覆って、すべてを共に繋がらせて、働かせて、共鳴させて、人類の益としてくださるのです。
だから、自己卑下するのはやめましょう。
だから、自分を傷つけるのはやめましょう。
だから、自分のありのままを受け入れ、愛しましょう。
なぜなら、全能なる父なる神様は、あなたのすべてを愛し、すべてを知って、すべてを有益にしてくださるから。
天の父なる神様。あなたが私の弱さ、罪深さなどありのままを受け入れて愛してくださっていることを感謝します。どうかあなたの素晴らしい計画をわたしに教えてください。アーメン。
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