井原線ふるさとじゃ～ナル

１１月１８日（土）晴れ

タイトル：小さい農業で稼ぐコツ
　　加工・直売・幸せ家族農業で30a1200万円
著者：西田栄喜
発行：一般社団法人 農山漁村文化協会 / 2016年2月10日/１４２ｐ
読書カウント２０２３：３６冊目。

　日本一小さい農家「風来」さんの農業は参考にさせていただきたい実例ということで読み始めた。
　自分の目指す農業に近いと言えば近いしここまでやるつもりはないと思いつつ読み進めた。私はこんなに頑張りたくないし収入よりも健康に余暇菜園を楽しみたい。そして地域の耕作放棄地を減らしたいのだ。
　・百姓・・・自然相手の農は思いがけないことが起こる。百姓はいろんなことをやるミニマム主義でリスクを分散する。単作大規模農業より精霊多品目栽培は、作業効率は悪いがリスク分散でき経済効果がある。
　・ボカシ肥、１月は３週間、７月は１０日間かけて発酵させる。
　・炭素循環農法・・・C/N比（炭素量と窒素量の比率）を上げるために窒素肥料を使わず、キノコの廃菌床やバーク堆肥、緑肥、雑草などを浅くすき込み、糸状菌などの働きを活発にする農法。
　・無駄遣いがなくなる「個人通貨」
　・欲を出さず、足るを知る。