|
カテゴリ:追憶
雨のせいか、どうにも気が入らない。 得てして、ダメ人間は 雨が降ったら降ったで、 晴れたら晴れたで、 腹が減ったら減ったで、 食いすぎたら食いすぎたで、 やれクリスマスだの やれ誕生日だの 金がない 眠て~ と、「出来ない理由」なら100でも1000でも即座に思い付く。 そんな事を思い付く内に、ひとつでも、 「どうしたら出来るか?」 を考えればいいんだが・・・なかなかそうは行かない。 と、言ってる自分が一番わかっているんだけど・・・ と、自己分析はいつでもできるので、この辺にして・・・ そもそも、20代の頃に自分で仕事を始める時に 「ハインリッヒ・シュリーマン」と 「伊能忠敬(いのうただたか)」 この二人の存在が頭に有りました。 「将来、好きな事を存分にする為に、若いうちにたんまりと稼ぐ。」 大雑把に言ってしまうと、こういうコンセプトです。 シュリーマンは、“架空”とされていた、「トロイアの遺跡」を 実際に発掘して、世界を驚かせたドイツ人です。 夢を追いかけて、事業に没頭し、資金が出来たら さっさと事業をたたんで、夢に向かった・・・という定説でしたが、 「教養ある妻に対しコンプレックスがあったことから、 トロイア遺跡発掘が子供のころからの夢であったと語ってしまい、 発掘に挑む羽目になってしまった。」というのが現在の通説のようです。 実際のところは、どうであれ 当時は、「架空の話」 とされていた遺跡を発掘しよう!というのですから 相当なエネルギーを要した事でしょう。 その夢の現実のために、若い頃はひたすら働いた・・・という事です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3 ↑↑↑毎度お馴染み「Wikipedia」参照 一方、「伊能忠敬」も18歳で、伊能家に養子に入ってから、 酒、醤油の醸造など類稀な商才を発揮して、伊能家を再興させました。 50歳になってから、家督を長男に譲り、 51歳から測量を学んだ・・というのですから、天晴れです。 当時の50歳と言えば、もう余命など勘定できない年齢です。 56歳で、第1回の測量を開始して以来74歳で死ぬまで 10回にわたる測量の旅を敢行しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%83%BD%E5%BF%A0%E6%95%AC ↑↑↑ 伊能忠敬のページです。(Wikipedia) 二人とも、すばらしい人生だと思います。 ・・・で、私もこの二人を見習うべく、 若いうちに起業して、たんまり稼いで・・・ と画策したのですが、・・・どこでどう狂ったのか? 彼らとは違う方向へ進んでしまいました。 彼らは、思惑どうりに 「資金を稼いで」 夢に向かいました。 今となっては、彼らと同じルートには戻れないので、 私は、「莫大な借金を」 「わざわざ作って」 というルートで、夢に向かってみよう・・・と思っています。 相変わらず、勉強せずにこんな事ばかり考えています。 ・・・あの頃、シュリーマンの事も、伊能忠敬の存在も知らなかったら・・・ 人生変わってたんだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月14日 20時05分24秒
[追憶] カテゴリの最新記事
|